アメニティドームとはsnow peakで販売している、入門テントとして圧倒的な人気を誇る超ベストセラーテントです。
わたしはアメニティドームを通算30泊以上、音楽フェス・女子キャンプ・夫婦キャンプなど幅広いアウトドアシーンで使用しています。
アメニティドームMはメーカー推奨では5人(大人2人、子供3人)となっていますが、大人2〜3人が快適に使えるサイズだと思います。
この記事では、アメニティドームを5年以上愛用しているわたしが実際に使用してみてのメリット・デメリットなどの紹介します。
- アメニティドームのメリットやデメリットを知りたい
- アメニティドームの使用感を知りたい
目次
スノーピークの「アメニティドームM」とは
スノーピークのアメニティドームは入門用テントの超定番商品!
比較的リーズナブルな価格で購入でき、設営の簡単さ、耐水性、居住性などの点で優れているため、初心者でも安心して使用できます。
S、M、Lと3サイズ展開されているので、使用する人数に合わせてサイズを選べるのも嬉しいポイントです。
スノーピークの「アメニティドームM」の特長
「アメニティドームM」の仕様
S、M、Lのサイズごとの対応人数・サイズ・重量は以下の通りです。
「アメニティドームM」使用感
アメニティドームMはメーカー推奨の対応人数では5名(大人2名、子供3名)となっていますが、実際に使ってみると、大人2〜3名がちょうどいいと感じます。
アメニティドームMを大人2名で使用した様子です。
両端にはそれぞれの荷物を置くスペースもあり、ゆとりがあるくらいが個人的には快適です。
「アメニティドームM」設営方法
初心者でも設営しやすいようにフレームに色分けがされています。
フレームの色に合わせれば簡単にテントを設営できます。
女子キャンプでもアメニティドームMをいつも使っていますが、女子2人で20分程度で設営できます。
テントの撤収なら女子1人でもできますよ。
設営方法はスノーピークのYou Tubeで紹介されているので、一度確認してみてください。
「アメニティドームM」使えるアウトドアシーン
アメニティドームがどのようなアウトドアのシーンで実際に使えるかをまとめました。
どのようなアウトドアシーンで使えるかのポイントはアメニティドームの重量です。
アメニティドームで唯一気になる点は、重量が8キロと重いこと。
テントを持って長距離を運ぶ必要がある場合は、運ぶのが大変になります。
- キャンプ(オートキャンプ):オートキャンプでは車を横付けしてキャンプをできるので、テントを運ぶ必要がなく、適しています(◎)
- キャンプ(オートキャンプ以外):キャンプ場によっては駐車場からテントサイトが遠いことも。必要に応じてアウトドアワゴンを使うこともあります(○)
- 登山:宿泊登山の場合でも8キロのテントを運ぶのは困難なので適していません(×)
- 音楽フェス:フェスによっては長い距離を運ぶ必要がある場合もありますが、機能面から音楽フェスでは最強のテントだと思います。アップライトポールを使用すれば前室をタープとしても使えるので、音楽フェスをより快適に過ごせます。(◎)
音楽フェスではアウトドアワゴンに入れて運んでいます。
「アメニティドームM」気に入っている点(メリット)
メリット① 設営が簡単
アメニティドームは初心者でも簡単に設営できるように、ガイド(色分け)がされています。
テントのガイドに同じ色のポールを差し込めばいいので、設営の時に迷うこともありません。
女性2人でも20分ほどで設営できますし、撤収は女性1人でもできるほどのお手軽さです。
メリット② 比較的リーズナブルな価格で手に入る
スノーピークは値段が高いイメージがありますが、アメニティドームは初心者でも購入しやすい価格になっています。(参考価格)アメニティドームM:43,780円
私はアメニティドームを買う前に10,000円程の激安テントを購入しましたが、結局すぐに壊れてしまい、アメニティドームMサイズを購入しました。
初期費用を出来るだけ抑えたい!という気持ちはわかりますが、最初に安いテントを買ってすぐに買い直すよりは、初めから長く使えるものを買った方がいいと思います。
メリット③ 雨風に強い
アメニティドームは、インナーテントの上にフライシートを被せる形となっています。
他のテントで大雨の中キャンプをした時に、インナーテントの内側が濡れてシュラフも濡れたことがあります。しかし、アメニティドームでは大雨でも台風でも、インナーテントの内側まで濡れたことは一度もありません。
キャンプ場は比較的標高が高いところにあり、天気が急に変わることもあるため、突然の雨でも快適に過ごせるというのは大切なポイントになりますね。
メリット④ 前室の使い勝手が良い
前室がついているので、靴や荷物を置くことができ、雨の日でも濡れる心配がありません。
別売のアップライトポールを買えば、前室を上げて、タープ代わりに使うことができます。音楽フェスの時でもタープとして食事スペースでも使えます。
女子2人でのキャンプなら前室をタープとして使い、タープなしでも問題なくキャンプができました。
以前音楽フェスで使用した時には大雨でしたが、前室スペースに濡れたレインウェアや雨具などを置けたので、テント内が濡れることがありませんでした。
前室のありがたさは特に雨の日に感じますね。
「アメニティドームM」の気になる点(デメリット)
デメリット① 重量が8kgと重め
オートキャンプならいいですが、フリーサイトで車から荷物を運ばないといけない時や、音楽フェスで長い距離を運ばなければいけない時は大変かもしれません。
そのような時はアウトドアワゴンに乗せて運ぶこともオススメです。
デメリット② テントの中で立ち上がれない
室内高が150cmなので大人はテントの中で立ち上がることは難しく、ズボンなど着替える時は少し不便に感じるかもしれません。
風を受けにくく高い耐久性のためにあえて高さを低く設計しているようなので、テント内では少し窮屈に思えるかもしれませんが、仕方ないですね。
実際に台風の時にキャンプをしたことがありますが、強風でも「テントが壊れるのではないか」と不安に感じたことはないくらいしっかりした作りになっています。
デメリット③ キャンプ場で他の人とかぶることが多い
人気商品がゆえに、キャンプ場でアメニティドームはかなり見かけることが多いです。
音楽フェスでは、とにかくアメニティドームがたくさんあり、自分のテントを見つけられなくなることがあります。自分のテントの目印のために、ガーランドなどつけるのもいいですね。
アメニティドームのオプション
アップライトポールセット TP090
アップライトポールを使うことで、前室にリビングスペースを作ることができます。
アップライトポールの高さは150cmです。
わたしはアメニティドームMを買った際に一緒にアップライトポールも購入しました。
アメニティドームを使う時はほとんどアップライトポールで前室を上げています。
スノーピークの純正アップライトポールは約6,000円(R4.6月現在)です。
アウトドアブランドのDODでは高さ170cmのポールが約1,000円(R4.6月現在)で販売されています。Amazonでもかなりの評価なので、費用を抑えたい方はDODのポールの購入を検討してみてください。
アメニティドームM マットシートセット
インナーテントを地表の汚れや冷気から守るフロアシートとクッション性がありインナーテント内で快適に過ごせるようになるフロアマットのセットです。
- フロアシート:テントと地面の間に敷くもの(テントが汚れないように、雨の時に濡れないように)※グランドシートと言われることも多いです
- フロアマット:テントの中全面に敷くクッションのようなもの
スノーピークの純正マットシートセットは約20,000円(R4.6月現在)で販売されています。
確かにフロアシートもフロアマットもあれば間違いなく便利だとは思います。
ただお値段が高い、、、そして結構かさばるんですよね。どちらも他のブランドのもので代用できそうなので、わたしは購入しませんでした。
購入しなくて特に不便に感じていることもありません。
フロアシートは、ロゴスのぴったりグランドシートならサイズが262mm×262mmとアメニティドームMのサイズにもぴったりです。(アメニティドームは265mm×265mm)
ちょっと小さいじゃん!と思うかもしれませんが、フロアシートはテントより一回り小さくてOKです。
逆にフロアシートの方が大きいと雨が降った時に、フロアシートに水が溜まってしまいます。
フロアマットはテントの中全面に敷くものなので、小さいお子さんがいてテントの中で遊ぶような場合は必要かもしれません。
わたしがキャンプをする時は、テントは寝るだけの場所なので、寝る場所にスリーピングマットを敷けば特にフロアマットはいらないなと思っています。
ちなみにフロアマットはキャプテンスタッグというブランドでアメニティドームMサイズに合うようなものが販売されています。
こちらは約8,000円(R4.6月現在)で販売されています。
フロアシートとフロアマットをスノーピーク以外のブランドで購入すると、10,000円以下で揃えられそうですね。費用を抑えたい方は検討してみてください。
「アメニティドームM」の最安値を比較
アメニティドームは約40,000円でかなり大きな買い物なので、出来るだけ安く購入したいですよね。
アメニティドームは
- 全国のアウトドアショップ
- スノーピークオンラインショップ
- Amazon
- 楽天市場
などで購入することができます。
では最安値で買うにはどこで買うのがいいのでしょう。
R4.6月現在での価格は次のとおりです。
スノーピーク オンラインショップ | Amazon | 楽天市場 | |
価格(税込) | 46,200円 | 41,020円 | 46,200円 |
Amazonでは現在11%オフのキャンペーンをしているので、現時点ではAmazonが最安値で購入できそうです。
またスノーピークのポイント会員になっていて、ポイントを貯めているならスノーピークオンラインショップで買うのもいいかもしれません。
わたしはアウトドアショップのWILD-Ⅰで購入しました。スノーピークの店員さんが常駐しておりテントの設営方法まで丁寧に教えていただき、すごく安心して購入することができました。
お店の駐車場の一角でマンツーマンで設営方法を伝授してくれました!
実店舗で購入すると気軽に相談できたり、設営方法を教えてもらえたりサービス面で嬉しいポイントですよね。
「アメニティドームM」レビューまとめ
スノーピークのアメニティドームMのレビューをまとめました。
良かった点や気になる点を含めて紹介しましたが、結論は「アメニティドームは買って間違いなしの定番商品」です。
これからもたくさん使っていきたいと思います。