秋は美味しい旬の食べ物がたくさんあり、涼しくて過ごしやすく、キャンプだけではなくアウトドアにピッタリの季節。
虫も少ないし、暑くないし、秋はキャンプに最適!
いざキャンプに誘われるとどんな服装で行けばいいのか迷ってしまいますよね。
「普段の服装で行ったらダメなの?」
「アウトドア感があるような服がいいかな?」など悩んでいるかもしれません。
この記事では、キャンプ歴5年のわたしが秋キャンプに適した服装を選ぶ時のポイントとオススメアイテムを紹介します。
秋(9〜11月)は台風シーズンで天気が不安定だったり、朝晩は冷え込む時もあるため、防寒対策が大切です!
寒暖差が激しい日もあるので、こまめに脱ぎ着できて体温調整ができるような服装だとなお良いですね。
この記事を読めば、秋キャンプに適した服装がわかるため、快適にキャンプを楽しむことができます。
秋キャンプの服装に失敗したくない人は是非最後まで読んでください。
- 秋キャンプの服装選びに困っている
- 秋キャンプの服装選びに失敗したくない
- 秋キャンプで快適に過ごしたい
目次
秋の女子キャンプの服装/選ぶ時の4つのポイント
秋キャンプの服装を選ぶ時のポイントは次の4つです。
- 防寒対策をしっかりする
- 汚れてもいい服にする
- 動きやすい服にする
- 燃えにくい素材の服にする(焚き火対策)
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
1 . 防寒対策をしっかりする
秋はその日や天気によって気温が大きく変わるので、洋服選びは難しいですよね。
わたしは秋キャンプで、半袖やロンT1枚で過ごしたことも、朝晩が冷え込んでインナーダウンやフリースなど冬のような服装で過ごしたこともあります。
特にキャンプ場の場所によってもっと肌寒く感じることもあります。
- 標高が高い場所にある→標高が高くなるほど気温が低くなる
- 湖や川の近く→風が吹きやすい
寒すぎてキャンプを楽しめなかった、、、、なんてことになったら悲しいですよね。
天気が急に変わったり、朝晩の寒暖差が激しいこともあるため、秋キャンプでは重ね着で温度調整ができるような防寒対策はマストです。
秋キャンプでは防寒着を忘れずに!
秋キャンプにオススメの防寒着
秋キャンプに持っていく防寒着はどんなものが良いの?と疑問に思うかもしれません。
①〜④のうちどれか1つの防寒着を持っていくことがオススメです!
⑤インナーダウンは10月以降にキャンプをする場合や最低気温が低い場合に持っていくのがオススメです。
- パーカー
- マウンテンパーカー
- スウェット
- フリース
- インナーダウン
寒がりのわたしは、秋キャンプでは必ずインナーダウンを持参!
ちなみにわたしは
- 最低気温が20度前後あるとき → パーカー+インナーダウン
- 最低気温が15度以下のとき → フリース+インナーダウン
を防寒着として持っていきます。
寒くてキャンプが楽しめないのはイヤなので、「荷物に余裕がある限りは防寒着は多めに持っていく!」がモットーです!
防寒着はスウェットなど上から被るタイプのものよりもパーカーなど上から羽織るものは、簡単に脱ぎ着ができるので楽ですよ。
アウトドアブランドのものに限らず、自分がすでに持っているものでも全然大丈夫!
わたしはユニクロや無印良品のパーカーを着ることもあります。
でも「せっかくキャンプに行くならアウトドアブランドの洋服を着たい!」という場合には購入を検討してみてもいいですね。
人気のアウトドアブランドの秋キャンプにピッタリな防寒着を紹介します。
パーカー
パーカーはシンプルなデザインで、キャンプだけでなく普段も着回せるものがいいですよね。
THE NORTH FACEのパーカーはカラーバリエーションも豊富で、普段使いもできそうなシンプルなデザインです。
マウンテンパーカー
キャンプや登山などのアウトドアシーンでよく見かける「マウンテンパーカー」
寒いときには防寒着として使えますし、耐水性もあるため小雨や風から守ってくれるためアウトドア好きは持っていて間違いないアイテム!
ただし、マウンテンパーカーにもいろいろな種類があり、完全防水ではないものもあるため大雨のときなどは雨が染み込んでくるので注意が必要です。
ワークマンでもマウンテンパーカーを販売しています。
他のアウトドアブランドのものは1万円近くするのに対して、ワークマンでは5千円以下で買えるため、キャンプ初心者にも優しい価格ですね。
フリース
もこもこのフリースは見た目も可愛くて、キャンプに着ていきたくなります。
わたしはPatagonia(パタゴニア)のRETRO PILE JACKET(レトロパイルジャケット)を愛用しています。
2万円近くするので、値段はめちゃくちゃ高いですが。涙
秋キャンプで気温が低いときはRETRO PILE JACKETの下にインナーダウン(この後紹介します)を着ています。
わたしはキャンプ・音楽フェス・タウンユースなどあらゆる場面で活躍しています。
インナーダウン
コンパクトに収納でき、パーカーの下に着るだけで体感温度がかなり上がります。
個人的には秋キャンプのマストアイテムと言っていいほどです。
この1枚を着るだけで本当に暖かくなります。
わたしは無印良品のダウンジャケットを愛用しています↓
パーカーやフリースの中にも着れるし、5千円以下でコスパも良いのでオススメです!
ブランケットもオススメ!
防寒着のほかにブランケットを持っていくのもいいですよ。
夕方から夜にかけて気温が下がると、お尻や足元にかけてスースーして寒さを感じることがあります。
夜寝る時に寒い場合は寝袋の中に入れて毛布代わりとしても使えます。
もちろん普段使用しているブランケットでも問題ありませんが、アウトドア用のブランケットなら軽量でコンパクトに収納できます。
2 . 汚れてもいい服にする
キャンプは何かとトラブルが起きやすく、洋服が汚れてしまうこともあります。
汚れることも想定しながら汚れてもいい服、万が一汚れても洗濯しやすい服を着ていくのがポイントです。
キャンプではこんなトラブルが起きがち。
- テントを設営していたら、服が汚れてた
- ご飯を食べていたら、こぼしてしまった
- 炭火で料理していたら、炭の燃えかすが服についてしまった
- 雨上がりで、地面がぐちゃぐちゃだった
- 急に雨が降って泥がはねてしまった
- 風が強くて食事を乗せたお皿が飛んできた
などアウトドアは天気に左右されることもあり、普段の生活ではなかなかないようなトラブルも起きます。
キャンプではお酒を飲む人も多く、酔っ払って飲み物をこぼすというのもあるあるです(笑)
キャンプでは毎回誰かしらビールをこぼしている気がする(笑)
お気に入りの服を着て行ったら汚れてしまって、キャンプを楽しめなくなったとならないようにしましょう。
白い服や淡い色の服は汚れが目立ちやすいので、濃い色の服の方がオススメです。
3 . 動きやすい服にする
キャンプの服装で動きやすいことも重要です。キャンプ場は敷地が広いところも多く、想像以上に歩きます。
地面がぬかるんでいたり足元が悪い場合もあるので、どのような場面でも対応できるような動きやすい服装だと安心ですね。
キャンプでは次のような場面で動きやすい服装が大切になります。
- テントやタープの設営 ※ペグを打つ時にしゃがんだりもします
- ご飯の準備や片付けで炊事場に行く
- トイレに行く(トイレが近いとは限りません)
キャンプ場のトイレは洋式ではなく和式のところも多いですよ。
伸縮性やストレッチ素材のものでコーディネートを考えてみてください。
4 . 焚き火に注意した服装にする
秋キャンプの醍醐味といえば焚き火ですよね。
肌寒い夜にお酒を飲みながら焚き火をぼーっと眺めている時間は至福です。
キャンプの代名詞とも言える焚き火ですが、実は焚き火をする時には服の素材とにおいに気をつける必要があります。
焚き火の時に注意すべき服の素材
焚き火をしていると火の粉が飛んでくることがよくありますが、実はポリエステルなど化学繊維の服を着ていると、火の粉ですぐ洋服に穴が開いてしまいます。
火傷などの怪我にもなりかねないので、焚き火をする時には洋服の素材を気にしておきましょう。
逆に綿100%の服や難燃素材の服は焚き火をしても穴が空きにくい素材と言えます。
× 化学繊維(ポリエステル、フリース)の服
○ 綿100%の服、難燃素材の服
焚き火をするたびに洋服を着替えるのは面倒くさいので、焚き火用の上に羽織るものを1枚準備しておくと、さっと羽織れるので楽です。
アウトドアブランドでも「焚き火専用ジャケット」を販売していますが、価格は安くても1万円程度で高いと3万円位するので、お財布に余裕がないと手を出せなそうですね、、、、。
レディース専用の焚き火ジャケットはあまり販売されていませんが、焚き火の時に上に羽織ることを考えるとメンズサイズを少し大きめで着るのもありです。
そんなに高い焚き火ジャケットを買えない、、、という時にお財布の味方なのはやはりワークマン!
3,000円ほどで綿100%の焚き火に強いコットンのアウターを購入できます。かなりありがたいです(涙)
数年前に発売され一時期どの店舗でも売り切れるほどの大人気商品でしたが、今はオンラインショップや実店舗でも買えます。
カラーバリエーションもキャンプにぴったりなナチュラルカラーが多めですね。
わたしも焚き火専用としてこのアウターを持っていて、焚き火をする時には羽織るようにしています。
お手頃価格なので焚き火専用とわりきって、アウトドアの場面で大活躍しています。
焚き火のにおいがなかなか取れないので注意!
焚き火の時に着ていた服はかなり煙臭くなります!
洋服についたにおいは洗濯してもとれにくいので要注意!
わたしは、焚き火をする時に着ていた服のにおいが数ヶ月取れないこともありました。涙
焚き火している時は楽しいですけど、いつまでも洋服ににおいが残っているのは嫌ですよね。
わたしは天日干しをしたら、結構焚き火のにおいが取れました。
焚き火の時には焚き火専用のアウターを羽織るのが安心ですね。
嫌な煙の臭いを強力消臭するスプレーも発売されています。
洋服だけでなく、テントやタープ、寝袋などにも使用できるため、焚き火好きにはマストアイテムになりそうです。
秋の女子キャンプの服装/持っていくと便利なアイテム
ここからは秋キャンプに持っていくと便利なアイテムを紹介します。
秋は台風シーズンで、天気や気温が変わりやすいので雨対策のアイテムを持っていくと安心です。
もちろん傘も持っていきますが、テント設営のときなどは両手を自由に使えるレインウェアやポンチョがオススメ!
わたしは天気予報を見て、持っていく雨具を決めています。
- 天気予報が晴れ☀️→雨対策アイテムは持っていかない
- 天気予報がくもり☁️→レインウェアかポンチョを持っていく
- 天気予報が雨☔️→レインウェアとポンチョを持っていく
天気予報が雨のときにレインウェアとポンチョのどちらも持っていくと、友達に貸したり、大雨のときにレインウェアの上にポンチョを着たりもできます。
秋は気温が下がりやすいく、洋服が濡れてしまうと一気に身体が冷えるので、洋服が濡れないようにしっかり雨具を持参しましょう!
レインウェア
レインウェアは上下に分かれているので、身体にフィットし、テントの設営や撤収もスムーズにできます。
風が強いときにウィンドブレーカーとして着ることもできます。
わたしは秋キャンプでどうしても寒いときはフリースの上にレインウェアを着ることもあります。
ゴアテックスのレインウェアが最強
できれば防水効果の高いゴアテックス(GORE-TEX)などのレインウェアがオススメですが、値段も高いので(上下セットで3万円以上)そこは自分のお財布と相談ですね。
ゴアテックスのレインウェアはキャンプ以外にも
- 登山
- 釣り
- 音楽フェス
などさまざまなアウトドアシーンで大活躍するので、他のアウトドアにも興味があるなら買って間違いない商品ですよ。
詳しく知りたい場合は公式ホームページを見てみてください。
わたしはモンベルのストームクルーザーというゴアテックスのレインウェアをキャンプ、登山、音楽フェスなどで使っています。
予算別オススメレインウェア
キャンプや音楽フェスなどアウトドアシーンで活躍するレインウェアを予算別にまとめています。
上下セットで3万円以上のゴアテックスから5千円以下のリーズナブルなものまで幅広く紹介しています↓
ポンチョ
ポンチョならボディバッグなど荷物を持ったまま着れるので、キャンプにもピッタリです。
レインコートよりは耐水性は劣るので、大雨の時はレインコートの方がオススメですが、小雨の時などはポンチョが大活躍します。
レインコートよりも安く買えるのも嬉しいポイントですね。
アウトドア定番のKiUというブランドなら、デザインも豊富でキャンプにも着たくなるような可愛いデザインがたくさんあります。
KiUで人気の3種類のポンチョのそれぞれの特徴や選び方を紹介しています。
- レインポンチョ
- ニュースタンダードレインポンチョ
- レインポンチョマイティー
秋の女子キャンプの服装/気をつけるべき服装と理由
キャンプの時にどんな服を着ていくかは個人の自由です。
でもお気に入りの服が汚れてしまったり、事前に知っていたらこの服は着ていかなかったのに、、、と知らないがゆえに服装で失敗してしまうことも、、。
「ここに紹介した服をキャンプに着てはいけない!」ということではなくて、「こういう注意すべき理由があるので気をつけてくださいね」という意味で紹介しています。
丈の長いスカート
マキシ丈のワンピースは華やかなデザインのものも多く、キャンプにも着ていきたくなりますよね。
丈の長いスカートには次のような注意すべきポイントがあります。
- トイレで地面にスカートがつく
- 雨が降った時に泥だらけになる
- すそを踏み転んでしまうかも
キャンプ場のトイレは、洋式トイレがあるとは限らず和式トイレのところもあります。
最近はトイレの綺麗なキャンプ場も増えましたが、正直行ってみないとわかりません。
キャンプ場のトイレでスカートの丈が地面についてしまうのは避けたいですよね。
また、雨が降って地面がぬかるんでいるとスカートの丈が汚れてしまうこともあります。
タープの下でイスに座っている時もイスの高さによってはスカートの裾が地面についてしまうかもしれません。
特に最近は「ローチェア」という高さの低いイスを使っている人が多いので、スカートの裾には注意が必要ですね。
キャンプ場は木が生えていたり、足元が悪いところを歩かないといけないこともあります。
丈の長いスカートの裾を踏み、転んでしまったりしないようにズボンタイプが無難ですね。
スカートorショートパンツ+生足
秋キャンプは夏キャンプと違い、虫や紫外線の心配がないので生足でいいかな?と思うかもしれませんが、注意が必要です。
- 怪我の可能性が高くなる
- 設営の時にしゃがみづらい
キャンプ場では木の枝が落ちていたり、トゲトゲの草が生えていたりすることもあります。
長ズボンであれば大丈夫ですが、生足では擦り傷などの怪我につながってしまいます。
焚き火をしている時に火の粉が飛んできて、足についたら火傷してしまうかもしれず危ないですね。
またテントやタープを設営する時や、ご飯の準備をする時などキャンプでは意外としゃがまないといけない場面が多くあります。
スカートだと毎回しゃがむ時に気にしなければいけないので、大変そうですね。
もしスカートを履く場合は、タイツやレギンスを中に履くことをオススメします。
秋の女子キャンプの服装/コーディネートは?
秋の女子キャンプの服装を選ぶ時の4つのポイントを紹介しました。
実際どのようなコーディネートでキャンプに行けばいいの?どんなアイテムを着ているの?と気になるかもしれません。
秋の女子キャンプのコーディネートはこちらの記事で紹介していますので、参考にしてみてください。
まとめ:寒さ対策を万全にして、キャンプを楽しもう
秋の女子キャンプの服装を選ぶときのポイントは次の4つでしたね。
- 防寒対策をしっかりする
- 汚れてもいい服にする
- 動きやすい服にする
- 燃えにくい素材の服にする(焚き火対策)
キャンプに慣れていないとどんな服装で行ったらいいかやこの服装で浮いたりしないかなど心配になるかもしれませんが、キャンプは楽しく快適に過ごせることが一番大切です。
寒くて夜の時間を楽しく過ごせなかったり、夜眠れなかったりするのは想像以上に体も心も疲れるため、防寒着は多めに持っていくのがオススメです!
安全に快適にキャンプを楽しんで、素敵な思い出ができるといいですね。