夏フェスに行くときはどんな服装で行くのか迷いどころ。
特に暑い夏の野外フェスでは、快適さとおしゃれさを兼ね備えた服装選びが重要です。
長時間の音楽イベントでは、動きやすく蒸れにくいハーフパンツがマストアイテム。
どんなショートパンツがオススメ?
わたしはフェス歴10年以上で、全国各地の春・夏・秋フェスに通算20回以上参戦しています。
そこでこの記事では、わたしの経験から
・初心者でも迷わずにフェスで着用するハーフパンツを選ぶポイント
・予算別のオススメショートパンツ10選
を紹介します。
わたしがアウトドア全般(キャンプ・登山・フェス)で愛用しているハーフパンツやフェスのド定番のものをピックアップ。
1万円近くの高性能なものから千円台まで幅広く紹介!
この記事を読めば、自分の予算に合ったフェスで活躍するハーフパンツを見つけることができます。
- フェス初心者がハーフパンツを選ぶときの2つのポイント
- フェスにオススメのハーフパンツ予算別10選
目次
はじめに|フェスの開催場所によっては虫に注意!

涼しげなハーフパンツは、とても暑い夏フェスにはぴったりのアイテムです。
しかし、注意すべきポイントが1つ!
ハーフパンツだと虫に刺されやすいかも!
フェスの開催場所によっては虫が多く、ハーフパンツ+素足だと虫にたくさん刺される可能性も….。
・標高の高い山間部で開催されるフェス
・自然豊かな場所で開催されるフェス
のときは蚊、アブ、ブヨなどさまざまな虫がいることもあります。
日本3大フェスと呼ばれるフジロック(新潟県の苗場スキー場)でも虫について、公式ホームページで注意が書いてあります。
都会とは違い、蜂やハエ、蚊、ブヨなどの虫が生息しています。
開催前に会場内を回り危険な蜂の巣などは除去していますが、全てを除去することは不可能なため、ご自身での注意が必要となります。
また、大自然に囲まれた会場では、予期しない虫刺されなどにも注意が必要です。
FUJI ROCK FESTIVAL’25 公式ホームページより
- 虫刺され予防の薬など、事前に用意ください。
- 立ち入り禁止エリア、林の奥には絶対に入らないで下さい。
虫が心配な場合は、
・ハーフパンツの下にレギンスやタイツを履く(刺されにくくなる)
・ハーフパンツではなく、長ズボンを履く
というのもアリです。
わたしはかなり虫に刺されやすいタイプで、レギンスの上から蚊やブヨに刺されたこともあります。涙
レギンスと靴のわずかな隙間を刺されたことも数知れず…。

ハーフパンツを選ぶときの2つのポイント

ではどのようなハーフパンツがフェス向きなんでしょうか?
フェスで履くハーフパンツを選ぶときの2つのポイントを紹介します。
- ポケットの個数(ファスナー付きかどうかも)
- 撥水加工されているか
ポケットの個数(ファスナー付きかどうかも)

フェスでライブを見るときは、ボディバッグなど小さいバッグを持つ人もいますが、手ぶらで見たい!という人もいます。
その場合は、貴重品などをすべてポケットの中に入れるのでポケットの個数を確認しておくことが大切です。
ポケットが浅かったりすると
・ポケットに入れていたスマホが落ちる
・気づかない間に盗まれる
なんてトラブルになることも….。
アウトドア用のハーフパンツの中にはポケットにファスナーがついているものや、ポケットの中にキーフックがついているものもあります。
▼車の鍵などを持ち運ぶ場合は、ポケットの中にキーフックがついているとかなり安心。

特にライブ中は人混みだったり、ジャンプしたりすることもあるので、ポケットの機能についても重要になってきます。
撥水加工されているか

夏フェスでは急に雨が降ることもあります。
そんなときに撥水加工されていると、水を弾いてくれるため、快適に過ごせます。
どんな素材でハーフパンツができているかも確認しておきましょう。
フェスにオススメのハーフパンツは次の3つのいずれかの素材であることが多いです。
素材 | メリット | デメリット |
ポリエステル | ・撥水加工との相性が良い ・耐久性が高い | ・ポリエステルの繊維が水を吸収しにくい |
ナイロン | ・ポリエステルより軽量 ・撥水加工を施すことで防水性に近い効果がある | ・摩擦に弱い ・耐久性はポリエステルに劣る |
コットン(綿) | ・天然繊維で肌触りがよい ・通気性が高い | ・吸水性が高い ・撥水加工しても効果が持続しにくい |
このあとオススメする予算別ハーフパンツもポリエステルかナイロン製がほとんどです。
【予算別】フェス向けハーフパンツ
ブランド名/商品名 | 値段 | |
1 | patagonia /バギーズ・ショーツ | ¥9,900 |
2 | GRAMICCI /ナイロンパッカブル Gショーツ | ¥7,040 |
3 | ディッキーズ /ワークショーツ | ¥6,233 |
4 | THE NORTH FACE /バーサタイルミッド | ¥5,980 |
5 | mont-bell /H2.OD ショーツ | ¥4,840 |
6 | Gerry /ショートパンツ | ¥4,290 |
7 | KiU /ウォータープルーフ ショーツ | ¥3,808 |
8 | xulee /カーゴパンツ | ¥3,280 |
9 | UNIQLO /ギアショーツ | ¥1,990 |
10 | GU /カラーアクティブ ショーツ | ¥1,990 |
10 | ワークマン /耐久撥水水陸両用 ショートパンツ | ¥1,500 |
1万円以下のショートパンツ
patagonia/バギーズ・ショーツ

アウトドアブランドpatagoniaの超定番ショートパンツといえば、”バギーズ・ショーツ”。
“水陸両用”とも言われているバギーズショーツは、速乾性があり、水着代わりとして使えるほど撥水性が良いです。
わたしたち夫婦も3枚持っています!(わたし:1枚、夫:2枚)
アウトドア定番のショートパンツとして、フェス・キャンプ・登山・プールとあらゆるアウトドアのシーンで活躍しています。
値段は高いものの、夫婦とも5年以上使い続けていますがまったく壊れないほど耐久性抜群です。
アウトドア好きなら一度試してほしい定番ハーフパンツ!
カラーバリエーションも豊富だし、デザイン性もよくで一度履いたらやめられなくなります。
- 素材:ナイロン100%
- ポケット:3つ(両側、ヒップ) ※ウィメンズはポケット2つ
- 撥水加工:○
- レディースモデル:販売
▼メンズ:バギーズショーツ
▼ウィメンズ:バギーズショーツ
ウィメンズは膝上の短めの丈です。
パタゴニアのバギーズショーツはサイズが大きめなので、小柄な女性ならキッズサイズも履けるかも!?
ちなみにわたしは身長160cmで普段の洋服はMかLサイズ
→バギーズショーツはウィメンズのXS
▼キッズ:バギーズショーツ
GRAMICCI/ナイロンパッカブルGショーツ
GRAMICCI(グラミチ)はアメリカのロッククライマーが創業したブランドで、カジュアルウェアも人気です。
ナイロンパッカブルGショーツは、撥水性に加え風を通しにくく水陸両用素材です。
普段使いからフェスなどアウトドアの場面まで幅広く活躍しそうです。
- 素材:ナイロン100%
- ポケット:3つ(両側、ヒップ)※ヒップはファスナー付き
- 撥水加工:○
- レディースモデル:ユニセックスとして販売
ディッキーズ/ワークショーツ
ライブキッズの定番といえば、ディッキーズ!
ロック系やパンク系のライブを見に行けば、必ず何人かはディッキーズのショーツを履いているほど。
丈が長めで膝下くらいで、ワイドな見た目です。
カラーバリエーションも豊富で、赤・緑・黄色などさまざまな色が販売されています。
- 素材:ポリエステル65%、コットン35%
- ポケット:5つ(両側、ヒップ、右脇)
- 撥水加工:なし
- レディースモデル:ユニセックスとして販売
THE NORTH FACE/バーサタイルミッド
軽量で乾きやすいナイロン素材を採用しているので、水陸両用のハーフパンツとしても活躍します。
UVケア(UPF15-30、紫外線カット率85%以上)機能付きなので、夏フェスにピッタリ。
公式ホームページではセールをしていることもあるので、要チェック!
- 素材:ナイロン100%
- ポケット:3つ(両側、ヒップ) ※ヒップはファスナー付き
- 撥水加工:○
- レディースモデル:販売なし
5千円以下のショートパンツ
mont-bell/H2.OD ショーツ
登山用品でお馴染みのmont-bellの、世界最高レベルのはっ水加工を施したハーフパンツです。
生地自体が保水しにくく、水切れがよいため、濡れてもすぐに乾くので、ウォータースポーツやフェスにもピッタリ。
- 素材:ナイロン
- ポケット:3つ(サイド片側にキーフック付き)
- 撥水加工:○
- レディースモデル:あり
Gerry/ショートパンツ
Gerry(ジェリー)はアメリカのアウトドアブランドで、登山やキャンプ用品を数多く販売しています。
水陸両用のスイムウェアとしても使える、速乾&UVカット加工されたショートパンツです。
履いた瞬間からひんやりする接触冷感な素材になっています。
カラーバリエーションが約20種類と豊富で、どれを選ぶか迷います。
- 素材:ナイロン100%
- ポケット:3つ
- 撥水加工:不明
- レディースモデル:ユニセックスとして販売
KiU/ウォータープルーフショーツ
フェス定番のポンチョブランドでも有名なKiUで販売している防水・撥水加工のショートパンツ。
・収納袋がついている
・ウェストサイドにカラビナ付き(ペットボトルなどを下げれる)
などフェスで使い勝手が良い機能が備わっています◎
耐水圧20,000mH20と防水効果もバッチリなのに、5,000円以下で買えるというのがコスパ良しなアイテムです。
KiUの公式ホームページでも詳しく紹介されています。
- 素材:ポリエステル100%
- ポケット:3つ(サイド片側にキーフック付き)
- 撥水加工:○
- レディースモデル:ユニセックスとして販売
▼2024年モデルならAmazonで2,000円台で買えます!
xulee/カーゴパンツ
Amazonで⭐︎4.5、口コミ250以上の人気のカーゴパンツです。
メンズのハーフパンツは膝上の短めの長さのものが多いですが、こちらはちょうど膝丈で少し長め。
傷や摩耗に強い素材なので、フェスなどアウトドアの場面で活躍しそうです♪
- 素材:綿95%+ビスコース5%
- ポケット:6つ
- 撥水加工:○
- レディースモデル:販売なし
3千円以下のショートパンツ
UNIQLO/ギアショーツ
普段使いからアウトドアまで幅広く使えるショートパンツをユニクロで販売。
ユニセックスとして販売されており、XS〜4XLまで8サイズ展開されているのが良いですね。
詳しくは公式ホームページを確認!
- 素材:ナイロン100%
- ポケット:6つ(サイドポケットはファスナー付き)
- 撥水加工:○
- レディースモデル:ユニセックスとして販売
ワークマン/耐久撥水水陸両用ショートパンツ
さすがのワークマン!1,000円台で水陸両用のショートパンツを販売しています。
人気のアイテムのようで、サイズや色によっては売り切れているものも多いです。
早めに公式ホームページをチェックするのがオススメです!
- 素材:ポリエステル100%
- ポケット:4つ(後ろはファスナー付き)
- 撥水加工:○
- レディースモデル:販売なし
まとめ|フェスで快適なショートパンツを探そう!
いかがでしたか?
この記事では、フェスに履くハーフパンツを選ぶポイントと予算別ハーフパンツ10選を紹介しました。
ハーフパンツ選びで覚えておきたい定番アイテムは次の通り。
・patagonia /バギーズショーツ
→水陸両用のショートパンツといえばコレ!値段は高いがアウトドア万能アイテム
・ディッキーズ/ワークショーツ
→ライブキッズの定番。ワイドな見た目で、バンドTシャツ+ディッキーズのハーフパンツのスタイルは人気
フェスで虫刺されが心配な場合は、ハーフパンツの下にレギンスやタイツを履くのもオススメです。
自分の予算に合ったハーフパンツが見つかるといいですね。
オススメ記事|予算別フェスアイテム
ほかにも、できるだけ安くてフェスにぴったりなアイテムを探していませんか?
アウトドアブランドのアイテムは性能は良いですが、値段が高いですよね…。
有名なアウトドアブランドでなくてもコスパの良くて、性能が良いものを見つけられたら嬉しいですよね。
そこで次の記事ではアイテムごとに予算別でオススメアイテムを紹介しています。
気になるアイテムの記事を参考にしてみてください。
自分の予算に合ったフェスアイテムを探してみては?
洋服系 | ギア系 |
長袖インナー 1,000円〜8,000円 | アウトドアチェア 千円〜15,000円まで |
ハーフパンツ 1,500円〜1万円 | サンシェードテント 2,000円〜9,000円 |
アウトドアシューズ 3,000円〜25,000円 | リュック 2,000円〜20,000円 |
レインウェア※上下セット 6,000円〜50,000円 | サブバッグ 千円〜10,000円 |