新型コロナウイルスの影響で3年振りの開催となりました、ARABAKI ROCK FEST.22!!
今年はアラバキ史上初の3日間の開催で、アラバキ大好きの私としてはもちろん3日間通しで参加してきました。
コロナ禍の中開催するのは本当に多くのご苦労があったと思うと、主催者の方々に感謝の気持ちでいっぱいですね。
例年アラバキの開催前には「お願いだから晴れてーー」と切に願っておりましたが、今年に限っては「どんな天気でも開催されるだけでありがたい」と思っていたらまさかの初日雪でした(笑)
天気予報にも雪マークがありましたが、さすがに降ってもみぞれくらいかな?と思っていたら大間違い!ガッツリ雪が降りました(笑)
アラバキ史上の伝説に残るのでは?というほどの雪フェスだったので、感想などをレポしていきます。
- 3年振りのアラバキはやっぱり最高
- 雨&雪には雨具と防寒着の完全な対策が必要
- 会場までの道路やテントサイトは例年よりも混雑していない
目次
アラバキ2022 1日目(4月29日)の気温・天気
アラバキ1日目(4月29日)の天気は雪、最高気温15度、最低気温は1度でした。
アラバキは最低気温が10度を下回る年も多いですが、さすがに1度まで下がったことはなかなかないのでは?
私は10年くらいアラバキに参戦していますが、雪が降ったアラバキは初めてです!
4月末に雪が降るとは、東北人もびっくりです(苦笑)
関東から参戦した人たちはドン引きだったでしょうね。
ちなみに雪が降ったのは18時からでした。お昼頃までは曇り、その後は1時間3〜4mmの雨でした。
個人的には雪よりも日中にずっと雨が降っていたことが辛かったです。気温が低い&ほぼ終日雨はなかなか過酷なアラバキでした。
アラバキ2022 1日目(4月29日) 会場までの渋滞状況
例年アラバキ会場最寄りの川崎ICの出口あたりから渋滞していますが、今年は道路が全く渋滞していなくてびっくりしました。(ちなみに川崎ICを出たのが8:00頃)
私の記憶では、アラバキ2019の時は朝7時くらいでも会場付近の道路は渋滞していました。
特に初日はキャンプをする人も朝早くから設営するため、川崎ICから会場まで渋滞していることが多いですが、今年はスムーズに会場まで行けました。
例年は10時開場ですが今年は9時開場だったため、人が分散されたのかな?
それともコロナ禍の開催で例年よりも参加者が少なかったのかな?
どちらにしても渋滞せずに会場に着けてよかったです。
毎年渋滞せずに会場に着けるとは限らないので、来年の参戦を考えているなら早めに会場に着くことをオススメします。
アラバキ2022 1日目(4月29日)会場内の様子
入場ゲート周辺の様子
風の草原側入場口には、風の草原でキャンプをするたちがたくさん並んでいました。
例年は会場までの道路にも人がかなり並んでいるので、やはり今年は参加者が少なかったのかな?
エコキャンプ側入場口には9:15頃到着。
入場口付近でリストバンド交換をし、いざ入場!
3年振りのアラバキで感極まりました。私にとっては、 アラバキは夢の国!!
会場にいるだけでワクワクします!
エコキャンプ キャンプサイトの様子
例年はキャンプサイトは風の草原エリアのみですが、今年はおそらくコロナ対策で人を分散する必要があるため、エコキャンプ側でもキャンプが可能でした。
今年は見たいアーティストがみちのくステージに集中していたので私にとっては助かりました!
お昼頃から雨予報だったので、会場に着いてすぐテント設営。
エコキャンプのキャンプサイトは例年ならARAHABAKIステージがあるところでした。
雨が降る前にテント設営できて良かったです。
例年に比べるとテント設営場所の場所取り合戦も激しくなく、隣のテントとも十分に距離をとってテントを設営できたので快適でした。
1日目の帰りのテントサイトの様子です。
テントに雪が積もっています、、、。4月末とは思えない景色、、、。
1日中雨と雪で身体が冷えて、雪の中キャンプをするのは相当過酷でしょうね、、、。
ステージの様子
例年は7つのステージがありますが、今年は3つのステージでその分キャンプサイトが増えていました。
BAN-ETSUステージは向きが変わったようですが、その他のステージは場所も変わっていませんでした。
例年はMICHINOKUステージとBAN-ETSUステージに大きなモニターがありましたが、今年はありませんでしたね。
MICHINOKU→BAN-ETSU間は徒歩30分程度かかります。この日は結構な雨だったので、BAN-ETSUでNulbarichを見るのは諦めました。MICHINOKU→HATAHATAは徒歩10分くらいで着くので行きやすいです。
コロナ禍なので、モッシュ・ダイブ等はなくゆっくり音楽を楽しむことができました。
フードエリアの様子
アラバキの醍醐味の1つはやっぱりフェス飯!今年もたくさんの出店がありました。
ステージが例年よりも少ない分出店も少ない気がしましたが、十分フェス飯を楽しめました。
例年よりは行列が短く、待ち時間が少なく買うことができて良かったです。
今年はキャッシュレス決済推奨となったため、毎回財布を出す必要がなくかなり快適でした。
私はApple WatchでQUIC PAYを使用できるため、携帯を出す必要もなく助かりました。
雨&雪の時は余計に財布を出すのが煩わしいですよね。
アラバキ2022 1日目(4月29日) 見たアーティスト
私がアラバキ1日目に見たアーティストはこちら!
1日目はほぼ終日雨で気温も低かったため、HATAHATAステージやBAN-ETSUステージで見たいアーティストがありましたが、泣く泣く諦めました、、、、。
あの雨と寒さの中移動は心が折れてしまった。。。。これも年ですかね(笑)
ずっとMICHINOKUステージにいて、初めて見るアーティストもありましたが十分楽しめました。
四星球20周年スペシャル
3年振りのアラバキのスタートは四星球!四星球のライブを見ながら、アラバキが無事開催された嬉しさが込み上げてきて泣きそうになりました。
ロックな音楽をあのアラバキの光景で見れるというのは本当に幸せな気持ちになります。
ちゃんとライブを見たのは初めてでしたが、キャッチフレーズが「日本一泣けるコミックバンド」というだけあって、見ている人を心から楽しませてくれるようなライブでした。
まずメンバーがふんどしに法被を着ているので、それだけですごいお祭り感(笑)
曲には振り付けがあったり、ライブ途中に運動会が始まったり(笑)
でもバラードではしっかり泣かせてくる。
ガガガSPのコザック前田さんもゲスト出演し、同行者はめちゃくちゃテンション上がってました。わざわざこのためだけに神戸から来たそうです!
キュウソネコカミのメンバーやオメでたい頭でなによりのVo.赤飯などとのコラボもありました。
四星球20周年スペシャルだったため、コラボも多数でしたね。こんなにコラボ祭りなのはやっぱりアラバキならではですよね。
一気に四星球めっちゃ好きになりました。ライブハウスでも見たい!
3年振りのアラバキのヘッドライナーとしては最高のライブでした。
私が好きなのはクラーク博士と僕。これはテンションぶち上がります。
セットリスト
1.運動会やりたい with好き好きロンちゃん
2.クラーク博士と僕
3.キミはオバサンにならない
4.Mr.Cosmo withキュウソネコカミ
5.家 [キュウソネコカミ]
6.薬草 withコザック前田
7.ライブハウス音頭 with赤飯とゲスト
Novelbright
この頃からすでに小雨が降ってきました。雨降るの早いよ〜まだお昼なのに〜って感じでした(涙)
2020年と2021年のアラバキにも出演予定だったようですが、どちらも開催中止になってしまったのでアラバキ初出演だったようです。
6月には武道館2DAYSが予定されているほどの人気っぷりだったので、アラバキで見れるとは貴重ですね。
MICHINOKUステージ後方エリアまでお客さんはびっしり。
めちゃくちゃ高音なのに、声が綺麗で聞き惚れました。歌唱力が素晴らしい。
耳に残るメロディーばかりです。
セトリも有名な曲ばかりだったので楽しめました。
Novelbrightの代表曲の1つでもあるWalking with youはボーカルの竹中さんが19歳の時に作った曲のようです。10代でこの名曲を作るとは、、、すごすぎます、、、。
セットリスト
1.Sunny drop
2.さよならインベーダー
3.seeker
4.愛とか恋とか
5.ツキミソウ
6.Walking with you
7.Morning Light
8.青春旗
Vaundy
降り続ける雨。MCでは「この雨はもうあがるよ」と言っていましたが、残念ながら雨の激しさは増していきました、、、、。最近の天気予報の精度ってすごいですよね。
トヨタのCMのタイアップ曲としても知られているVaundy。
さすがの人気でお客さんも後ろの方までぎっしりでした。
Vaundyってまだ20歳!?めちゃくちゃ大人っぽい声ですよね。
曲ごとに雰囲気が変わって、それと一緒に声色が変わっていくのがすごいと思いました。
ビール片手に聞いたら至高だろうなあ。
不思議となんとなく懐かしさというか昭和な雰囲気を感じますね。
セットリスト
1.不可幸力
2.踊り子
3.napori
4.恋風邪にのせて
5.しわあわせ
6.裸の勇者
7.泣き地蔵
8.花占い
9.怪獣の花唄
スピッツ
アラバキ出演は7年振り。王道の曲しか知らなかったので、アラバキ前にガッツリ予習していきました。
新旧織り交ぜたセトリで予習の甲斐もあってかなり楽しめました。
MCでは「スピッツを見に来てくれてありがとう。忘れないでいてくれてありがとう」と草野さん。これだけの超人気バンドなのに謙虚すぎません?
気温は低いし、激しい曲が多い訳でもないですが、心がグッと熱くなりました。
アラバキに出演してたアーティストもTwitterでスピッツ絶賛でしたね。
さすがのレジェンドアーティスト。見れて良かったです。
セットリスト
1.仲良し
2.春の歌
3.8823
4.チェリー
5.胸に咲いた黄色い花
6.優しいあの子
7.大好物
8.涙がキラリ☆
9.みそか
MAN WITH A MISSION
Novelbright→Vaundy→スピッツと比較的ゆるめのアーティストが続いていたので、雨は降り続いていたものの、久々のロックな音楽で観客もかなり盛り上がっていました。
マンウィズの音楽はもう自然に身体が動いてしまう、、、。
コロナ禍でモッシュやダイブはNG、声は出せないなど多少の制限はありつつも、手をあげたり手拍子をしたり飛び跳ねたりいろいろな楽しみ方ができるんだなあと実感。
でもやっぱりコロナが落ち着いたら、騒ぎながらモッシュでわちゃわちゃもしたくなりますね。
FLY AGAINで手を上げまくっていたら、雨具の袖口から雨が入りまくって雨具の中に着ている洋服の袖がびしょ濡れに、、、、。もう少し雨の時の服装見直さなきゃと思いました。
テンション爆上がりのセトリだったので、楽しかったー!
雨ももはや素敵な演出のように思えてしまいます(笑)
セットリスト
1.Emotions
2.Dive
3.Remember Me
4.yoake
5.Hey Now
6.More than words
7.FLY AGAIN -Hero’s Anthem-
BRAHMAN with MICHINOKU Swing Orchestra
MICHINOKUステージのトリはBRAHMAN!
BRAHMANのVo.TOSHI-LOWさんは昨年アラバキが開催直前に中止になった時に、なんとかアラバキを応援したいとアラバキに参加予定だったアーティストに声をかけ「THINK of MICHINOKU」という配信ライブの発起人。
アラバキへの熱い想いがパフォーマンスとMCからひしひしと伝わってきました。
正直BRAHMANのライブが始まった頃は寒すぎて(おそらく気温は5度以下+雨)で途中で帰ろうかなーと思っていましたが、ライブが始まれば寒さも忘れて楽しみました。
例年MICHINOKUステージのトリのアーティストはステージの後方まで人で埋め尽くされているイメージですが、意外に空いていたように思いました。
気温の低さと雨で途中で帰ってしまった人も多かったようです。本当に万全の対策をしていかないと夜までいるのは厳しいかもしれませんね、、、。
LUNA SEAのSUGIZOさんやマンウィズのTokyo Tanaka&Jean-Ken Johnnyさんのコラボもあり、豪華なライブでした。
BRAHMANとオーケストラとのコラボも最高でした。あんなに激しいロックでもオーケストラが加わると壮大で美しい音楽になるんだなあと。
BRAHMANのライブの途中から雪が降り始めて、ライブ終盤にはガッツリ雪でした。パラパラ程度の雪ではなく、「これ積もるでしょ!」レベルの雪。
東北在住でアラバキ10年以上参加している私でも、さすがに雪が降るアラバキは初めてでした(笑)伝説の雪フェスですね(笑)
しんしんと降り続ける雪がもはや素晴らしい演出のように思えて、BRAHMANとオーケストラの音楽で幻想的でした。
来年こそはTOSHI-LOWさんと細美さんの「今夜」聞けるといいなあ。
アラバキ2022 1日目持って行ってよかったもの
雨具&ポンチョ
持って行ってよかったものというかもはや持っていかなきゃ絶対ダメなもの!
今年はアラバキ自体が数年振りでしたし雨が降るアラバキも久々だったので、軽視しがちでしたがやっぱりアラバキは防水効果が高い雨具の上にポンチョを着るという組み合わせは必須だと実感。
普段だと「ゴアテックス」という防水効果の高い雨具を着ていますが、今回はモンベルのゴアテックスではない雨具を着てみたら、やっぱり袖口から雨が滲みて洋服も濡れてしまいました。
アラバキ2日目以降は反省を活かしてゴアテックスの雨具を着たら、雨が滲みることはありませんでした。
洋服の上にポンチョだけ着ている人も多かったんですが、ポンチョは袖口が広いためライブで手を上げたりすると袖口からガンガン雨がはいってきます。
やっぱり雨のフェスでは防水効果の高い雨具の上に、ポンチョを重ねて着るのが最強だと個人的には思っています。
手袋
雨具+ポンチョで最強の雨対策をしても、唯一手だけが雨に濡れてしまうんですよね。
ポンチョの中に手を隠してもいいですけど、手が雨に濡れるだけでどんどん体力が奪われてしまいます。
10年以上前の大雨のアラバキの時に手がかじかんですごく辛い思いをしたので、今回は防水手袋を持っていきました。
普段は雪山登山とか雪かきに使用している「テムレス」という手袋ですが、手袋の中に綿が入っていてあったかいですし、終日雨の中つけていても、中に雨が滲みることがなく超快適でした。
念のためくらいの感覚で持っていきましたが、本当に持って行ってよかったと思ったものの1つです。
私はカフなしのものを使っていますが、手袋の口の部分から雨が入ってきてしまったので、断然カフ付きがオススメ!
Apple Watch
持って行ってよかったと思ったものNo.1でした!
今までで一番「Apple Watch買ってて良かったー」と思った瞬間でした。
Apple Watchはアラバキのために買った訳ではなくもともと持っていたんですけどね。
1日中雨でボディバッグも濡れてしまうため、スマホ・財布等の貴重品はポンチョのポケットに全て入れて手ぶらで行動していました。
出店でご飯を買うときに、雨の中財布を出してお金を払うのってものすごくわずらわしいんですよね。
ポンチョのポケットに雨が入るし、財布も濡れちゃうし、、、
今回はコロナ対策としてほとんど全ての出店でキャッシュレス決済できたので、ポンチョから財布を出す必要もなく、Apple WatchのSuicaやQUIC PAYで決済するだけ。
スマホで決済している人も多かったようですが、Apple Watchだとスマホを出す必要さえないので、快適でした。
同行者とも「雨のアラバキではApple Watch便利すぎる!」と盛り上がったほどです。
あとは歩いた歩数や消費カロリーがわかるのも魅力的です。
アラバキ2022 1日目(4月29日) 会場からの渋滞状況
寒さ&雪の影響で早めに帰った人が多かったのか、会場から駐車場までの道路や、駐車場から川崎ICまでの道路は全く渋滞していませんでした。
ただ、高速道路に雪が積もっていました。
奇跡的に冬タイヤのままだったので助かりましたが、ほとんどの人はこの時期もう夏タイヤに変えてますよね、、、本当に怖かったと思います。
写真がピンボケしていますが、車から撮った高速道路の様子です。道路脇に雪が積もっているのがわかります。
アラバキ2022 1日目(4月29日) まとめ
いかがでしたか?
待ちに待った3年振りのアラバキ!雨&雪のアラバキは過酷な環境ではあるものの、雨対策なり寒さ対策をしていったので十分楽しめました。
コロナ禍ということもあったのか、会場までの道路の渋滞がほぼなかったのがかなり快適でした。
ちなみにアラバキ1日目は15.8km歩いていました(笑)ずっとMICHINOKUステージにいて10km以上歩くとはさすがアラバキ!
本当にアラバキが開催されて良かったです。