アラバキは言えば春の東北の風物詩!
2023年は4月29日と4月30日の2日間の開催が決定しています。
東北で開催されるフェスはそもそも少ないですし、東北の春の気温はなかなか想像がつかないですよね。
「夜が寒すぎるから真冬並みの防寒対策が必要」「雨がよく降る」なんて聞いたことがあるかもしれません。
実際アラバキは天気や気温はどうだったのか、直近3カ年の天気と気温を確認してみましょう。
また、アラバキ歴10年以上のわたしが直近3カ年のアラバキで実際使用した雨対策アイテムや防寒対策アイテムを紹介します。
天気と気温によって実際に使用したアイテムがわかるので、2023年のアラバキでも天気予報を見れば持ち物を決める際の参考になればと思います。
- ここ数年のアラバキの天気と気温
- 使用した雨&防寒対策アイテム
- 天気別必要な持ち物リスト
目次
過去3ヵ年のアラバキ/天気と気温一覧

2020年と2021年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、残念ながら中止になってしまいました。
そのため直近にアラバキが開催された2018年、2019年、2022年の3ヵ年分の天気と気温を確認してみましょう。
その年の開催期間中の最高気温と最低気温を記載しています。
※開催日ごとの最高気温と最低気温はこのあと紹介します※
2018年 | 2019年 | 2022年 | |
天気 | 晴れ | 雨/曇り | 雨/雪 |
最高気温 | 24.0℃ | 16.8℃ | 16.4℃ |
最低気温 | 9.5℃ | 5.3℃ | 1.5℃ |
気温差 | 14.5℃ | 11.5℃ | 14.9℃ |
気温は仙台市(会場から約30kmの地点)のデータとなっていますので参考としてご覧ください。
天気
3カ年のうち、2日間快晴は1年のみで、ほかの2年は雨が降っていることがわかります。
2022年はまさかの雪も降りましたし、3日間のうち2日間は本降りの雨でした。
わたしは10年以上アラバキに参戦していますが、2日間晴れはあまりなく、2日間のうちどこかで雨が降ることが多いです。
アラバキは雨が降ることが多いことがわかったと思うので、早めにレインウェアなどの雨具を準備しておくことも大切です。
気温
3ヵ年とも最高気温と最低気温の差が10℃以上あるのがわかります。
一番最高気温が高い年で24.0℃、一番最低気温が低い年で1.5℃でした。
「アラバキは寒い!」と言われるのも納得ですね。最低気温が1.5℃のフェスが寒くない訳がありません。笑
アラバキのトリのアーティストまで楽しみたい場合やキャンプをする場合は万全な防寒対策が必要なことがわかりますね。
過去3ヵ年のアラバキ/実際に使用したアイテム一覧
天気と気温によってアラバキで使用するアイテムは変わってきます。
開催年ごとに実際にわたしが使用したアイテムをまとめました。
- 実際に使用した→○
- 使用しなかった→×
※開催年ごとの当日の様子はどういう場面でアイテムを使用したかはこのあと紹介します※
それぞれのアイテムの目的を雨対策アイテムと防寒対策アイテムに分けています。
レインウェアと手袋の両方というのは、雨対策と防寒対策の両方の機能を兼ね揃えているということです。
目的 | 2018 | 2019 | 2022 | |
天気 | 晴れ | 雨/ 曇り | 雨/ 雪 | |
レインウェア | 両方 | ○ | ○ | ○ |
ポンチョ | 雨 | × | × | ○ |
長靴 | 雨 | × | × | ○ |
ダウン ジャケット | 防寒 | ○ | ○ | ○ |
フリース・ パーカー | 防寒 | ○ | ○ | ○ |
手袋 | 両方 | ○ | ○ | ○ |
雨対策アイテムと防寒対策アイテムを兼ねているレインウェアと手袋は毎年使用しているのがわかります。
また、防寒対策アイテムのは毎年必ず使用しています。
雨対策アイテムのポンチョと長靴は雨が本降りだった2022年のみ使用したことがわかります。
雨対策アイテムと防寒対策アイテムとは?
そもそも雨対策アイテムと防寒対策アイテムはなぜ必要なのか、どういう場面で使えるのかを紹介します。
雨対策アイテム
雨対策アイテムは次の3つです。
- レインウェア(防寒対策も)
- ポンチョ
- 長靴
レインウェアは防水、防風機能を兼ね揃えているので、雨対策としても防寒対策としても使えるフェスのマストアイテムです。

風が強いときや朝晩の肌寒く感じるときなどにも使います。
わたし自身の経験からも、レインウェアは毎年必ず使うアイテム!と断言できるほどです。
アウトドアの定番ゴアテックスのものがオススメですが、値段は上下3万円近くかかってしまいます。
アラバキには高性能なレインウェアを持っていきたいけど、値段が高すぎてなかなか買えるものではありません。
ゴアテックスよりも安くて高性能なレインウェアなどアラバキなどのフェスで使えるレインウェアを予算別にまとめました。
自分の予算に合うレインウェアを探してみてはいかがでしょうか?↓

ポンチョと長靴は雨が降ったときに使用します。
当日は雨が降っていなくても、アラバキ開催前に雨が降ると当日も地面がぬかるんでいることがあるので、長靴は必要です。
アラバキの雨対策については次の記事で詳しく紹介しています。
フェスで着たいオシャレなポンチョやフェス定番長靴もチェックしておきたいですね↓



防寒対策アイテム
防寒対策アイテムは次の3つです。
- ダウンジャケット
- フリース・パーカー
- 手袋
手袋は防寒対策だけでなく、雨が降ったときの雨対策アイテムも兼ね揃えています。
フェスにオススメのコンパクトに収納できるインナーダウンやフリースなどは次の記事で詳しく紹介しています↓

2018〜2022年の天気と気温、実際に使用したアイテム
それぞれの年の天気と気温、実際に使用した雨対策&防寒対策アイテムを確認してみましょう。
それぞれのアイテムをどのようなタイミングで使ったか、体感の温度なども紹介しています。
ARABAKI ROCK FEST.18
2018年は4月28日(土)、29日(日)の2日間開催されました。
アラバキ2018の天気

ご覧の通りの快晴です。2日間とも晴れ渡っていたため、雨具の出番はありませんでした。
野外フェスの理想の天気とも言えそうなくらい晴れていました。
アラバキで2日間快晴なのは珍しく、雨の心配をしなくていいアラバキって最高!
晴天の大自然の中で聞く音楽は最高に決まっていますよね。
アラバキ2018の気温
4月27日:最高22.7℃、最低11.6℃
4月28日:最高24.0℃、最低9.5℃
引用元:気象庁過去の気象データより
(仙台市の気温)
最高気温が両日とも20℃を超え、晴れていたため日差しも強く日中は暑く感じるほどでした。
わたしは日中半袖+ショートパンツで過ごしていました。
アラバキはいつも寒くてロンT+Tシャツが定番ですが、この日はさすがにTシャツ1枚になりたいほど暑かった、、、。
寒いアラバキには慣れていますが、暑いアラバキには慣れていなく、バテてしまいテントの中でお昼寝をしたのを覚えています。笑

日中は半袖で過ごすほど暑かったのに、嘘のように夜はしっかり寒くなるのがアラバキ。

フリース・ダウンジャケット・レインウェアを着てもまだ寒く、ブランケットを腰回りに巻いてライブを見ていました。
キャンプファイヤーにあたりに行ったり、ラーメンを食べたりしてなんとか寒さをしのいでいました。

日中どれだけ気温が上がっても夜の防寒対策はマストであることを実感。
2018年は最高気温は例年に比べてかなり高いものの、最低気温は10度を下回り防寒対策が必要な気温ですね。
アラバキ2018で使用したアイテム
雨対策アイテムで使用したのはレインウェアのみでした。
レインウェアは雨対策としてではなく、午前中と日没後の気温が下がったタイミングで防寒対策として使用しました。
防寒対策アイテムで使用したのはダウンジャケット、フリース・パーカー、手袋です。
気温が10℃を下回り、アーティストのライブを見ている時には手がかじかんで冷たくなってきます。
手袋があると身体もあったまりますよ。
使用 | |
レインウェア | ○ |
ポンチョ | × |
長靴 | × |
ダウンジャケット | ○ |
フリース・パーカー | ○ |
手袋 | ○ |
ARABAKI ROCK FEST.19
2019年は4月27日(土)、28日(日)の2日間開催でした。
アラバキ2019の天気
1日目は天気が悪くどんより曇り空で、朝から小雨が降っていました。
入場前から雨が降っていて、わたしはキャンプ参戦だったため本降りにならないか心配していました。
結局パラパラしか降らなかったため、テント設営も問題なくできました。
雨さえ降らなければ、くもりでもありがたい!

2日目はうってかわって快晴!1日目の天気が悪かったので、2日目に晴れるとより嬉しいですね。

1日目は小雨程度だったので、地面のぬかるみもありませんでした。
アラバキ2019の気温
4月27日:最高10.3度、最低4.9度
4月28日:最高16.8度、最低5.3度
引用元:気象庁過去の気象データより
(仙台市の気温)
両日とも最高気温が10℃台、最低気温が5℃前後なので、全体的に気温が低めのアラバキでした。
写真に映っている人達の服装を見ても、半袖を着ている人は見当たりません。
パーカーやレインウェアなど重ね着をして寒さ対策をしている人が多いのがわかります。

アラバキ2019で使用したアイテム
雨対策アイテムで実際に使用したのはレインウェアのみでした。
1日目の入場前の待ち時間の雨が降った際に、雨対策として着ました。
小雨だったので、ポンチョでも代用できそうです。
防寒対策アイテムで使用したのはダウンジャケット、フリース・パーカー、手袋です。
使用 | |
レインウェア | ○ |
ポンチョ | × |
長靴 | × |
ダウンジャケット | ○ |
フリース・パーカー | ○ |
手袋 | ○ |
ARABAKI ROCK FEST.22
新型コロナウイルスの影響で2020年と2021年のアラバキは中止になってしまいました。
3年ぶりに開催された2022年のアラバキは4月29日(金)、30日(土)、5月1日(日)と異例の3日間開催でした。
アラバキ2022の天気
2022年のアラバキは3年振りの開催となりましたが、残念ながら結構な悪天候でした。
1日目はなんと雪&雨、2日目は晴れ、3日目は雨でした。

3年振りにアラバキが開催されて本当に嬉しかったのですが、なかなか体力的に厳しい天気でした。
2日目は晴天だったため、最高にテンションが上がりました!!

しかし、1日目に結構雨が降ったので、3日間地面はぐちゃぐちゃでぬかるんでいました。

アラバキ2022の気温
4月29日:最高13.7℃、最低1.5℃
4月30日:最高16.4℃、最低2.8℃
5月1日:最高13.7℃、最低7.9℃
引用元:気象庁 過去の気象データより
(仙台市の気温)
最高気温は10℃前後というのもなかなか寒いですが、何より最低気温が5℃以下というのはもう真冬ですよね!笑
アラバキに行く前から天気予報で最低気温が1℃というのを見て、怯えていました、、、、。
2022年がアラバキデビューの人はお気の毒に思ってしまいました。過酷すぎましたよね。
防寒対策万全で臨んだのでそこまで寒さは感じませんでしたが、雨がずっと本降りで長時間雨に打たれるのがキツかったです。
アラバキ2022で使用した雨対策アイテム
雨対策アイテムが大大大活躍しました。
防水効果の高いアウトドア用のゴアテックス素材のレインコートを着ていましたが、降水量が多すぎてレインウェア1枚では内側まで雨がしみてしまいそうでした。
上からポンチョを着用し、レインウェア&ポンチョの2枚重ねでなんとか乗り切れました。

防寒対策アイテムで使用したのはダウンジャケット、フリース・パーカー、手袋です。
ずっと本降りの雨だったため、手が雨にあたり真っ赤になっている人も見かけて寒そうでした。
雨のときは防水の手袋マストです!何時間も雨にあたっていたら手が凍えます。
雨が降ると余計に寒く感じるので、ヒートテック→インナーダウン→フリース→レインウェア→ポンチョという重ね着オンパレード。
もっこもこで動きやすいとは言えませんが、ポンチョを着ればバレません(笑)
最低気温1℃でも寒さを感じることなく、ライブを見れました。
使用 | |
レインウェア | ○ |
ポンチョ | ○ |
長靴 | ○ |
ダウンジャケット | ○ |
フリース・パーカー | ○ |
手袋 | ○ |
天気別持ち物リストまとめ
天気によって実際に使うアイテムが変わることがわかったと思います。
アラバキは移動距離も長いため持っていく荷物は厳選し、出来るだけ減らしたいですよね。
天気ごとにアラバキに必要な持ち物がわかれば、スムーズに持ち物を準備することができますね。
天気別必要な持ち物は次のとおりです。
雨・雪 | 雨以外 | |
レインウェア | ○ | ○ |
ポンチョ | ○ | △ |
長靴 | ○ | △ |
ダウン ジャケット | ○ | ○ |
フリース・ パーカー | ○ | ○ |
手袋 | ○ | ○ |
雨対策のレインウェア、ポンチョ、長靴は雨の予報のときはマストアイテムです。
雨以外のときはポンチョと長靴は△にしました。
わたし自身は、天気予報で2日間快晴のときはポンチョと長靴は持っていきませんが、曇りのときには持っていくようにしています。
天気予報が曇りでも急に雨が降ることがありますし、実際にライブを見ていて雨の予報が出ていないのに雨が降って焦った経験もあります。
荷物は重くなってしまいますが、万が一雨が降ったときに持っていかないとめちゃくちゃ後悔することになると思うので、曇りのときでもポンチョ、長靴を持っていくと安心です。
アラバキは日中気温が上がっても、朝晩は10℃以下に下がります。
防寒対策のダウンジャケット、フリース・パーカー・手袋はどんな天気や気温でも持っていきましょう。
気温別快適な服装とは?
一般的に気温と服装の目安は次のように言われています。
- 25℃以上:半袖Tシャツ
- 20℃前後:長袖+薄手のアウター
- 15℃前後:長袖+厚手のアウター
- 10℃前後:長袖+冬用コート
- 5℃以下:ダウンコート、マフラー
直近3年分のアラバキでは最高気温24.0℃、最低気温1.5℃となっています。
寒暖差が非常に激しいため、やはりダウンジャケットなどかなりの防寒対策が必要です。
アラバキでは長時間外で過ごすため、体感温度は実際の温度よりも寒く感じます。
アーティストのライブを見ている間や帰りのシャトルバスを待つ時間などじっと立っている時間が長いので、余計に寒く感じるのかもしれません。
最低気温はどの年も10℃を下回っているため、フリース・ダウンジャケットなどの厚手の防寒着は必ず持っていくことをオススメします。
まとめ:事前に天気予報を確認して、持ち物を最終決定しよう!
過去3カ年のアラバキの天気と気温、実際に使用した雨対策&防寒対策アイテムを紹介しました。
アラバキ初参戦の場合でも、過去の天気や気温からどういうものを持っていったほうが良さそうかなんとなくイメージが湧いてきたのではないでしょうか。
防寒対策は普段使っているものを使えるかもしれませんが、雨対策アイテムのレインウェア、ポンチョ、長靴は今から買うことがあるかもしれません。
値段も高いので買うのを躊躇してしまうかもしれませんが、万が一アラバキで雨が降って雨対策をしていないとアラバキを楽しめなくなってしまいます。
長時間雨にあたると体温が奪われて、楽しむどころではありません。
できるだけ防水効果の高いレインウェアなどを準備しておきたいですね。
アラバキに行く前には天気予報を必ず確認して、持ち物を最終決定しましょう。
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