ARABAKI ROCK FEST(通称:アラバキ)が2023年4月29日、30日の2日間開催されます。
少しずつアラバキの準備を始めているのではないでしょうか。
アラバキ開催日が近くなると気になるのが天気ですよね。
もちろん晴れてほしいですが雨が降ることもありますし、2022年のアラバキでは雪も降りました(汗)
せっかくのアラバキなので、万が一雨が降ってもフェスを楽しみたいですよね。
今回は、アラバキ歴10年以上のわたしが雨のアラバキでも楽しむための5つのポイントやオススメ雨対策アイテムを紹介します。
実際にアラバキで愛用している雨対策アイテムも紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
この記事を読めば雨のアラバキでも怖くない!全力で楽しむためのポイントが分かります。
- アラバキの雨対策5つのポイント
- オススメの雨対策アイテム
- アラバキの雨対策に関するQ&A
目次
雨でも楽しむための5つのポイントとオススメアイテム
アラバキ開催前に天気予報を見て、雨マークがあったりするとガッカリしますよね。
残念ながら今までの開催状況を見ても、アラバキは結構雨が降ることが多いです。
「雨対策としてどんなものを買うべきなの?」「雨のアラバキでも快適に過ごす方法はあるの?」と思うかもしれません。
どのような雨具がいいかや荷物を濡らさないためのちょっとした工夫など、雨のアラバキを経験しないと気づかないポイントをまとめました。
1 . 防水効果の高い雨具は必須

アラバキでは傘を差すことはできないので、雨具が必須になります。
会場内での、日傘・雨傘を含む、一切の傘類の使用を禁止致します。悪天候時は防水効果の高いかっぱ等、着用できる雨具をご利用ください。
晴れている日でも天候の変化に備え、雨具の用意をお願い致します。長時間雨に打たれると体温が奪われます。
ARABAKI ROCK FEST.23公式ホームページより
普段の生活では長時間雨に打たれることはあまりないと思うので、なかなかイメージが湧かないですよね。
しかし、公式ホームページにある注意のとおりで、長時間雨に打たれると想像以上に体温を奪われます。
わたし自身もアラバキで長時間の雨で体温を奪われ、ブルブル震えるようなこともありました。
長時間の雨でも快適に過ごすためには防水効果の高い雨具が必須です。
防水効果の高い雨具とは具体的にどのようなものが良いのかわからないですよね。
長時間の雨に耐えられる防水効果の高いオススメの雨具を紹介します。
オススメアイテム① レインウェア(ゴアテックス)
レインウェアは雨対策としても、肌寒いときの防寒着としても着れるので、アラバキでのマストアイテムと言えます。
防水効果の高いレインウェアといえば、ゴアテックス(GORE-TEX)という素材を使ったレインウェアがオススメです。
アウトドア好きの方は一度は聞いたことのある名前かもしれませんね。
ゴアテックスとは防水耐久性・透湿性・防風性を兼ね揃えた素材で、アウターや靴に使われてます。
簡単に言うと、雨を防ぐ+蒸れない+防風の機能が揃ったアウトドアには最強の素材です。
気になる方は公式HPを見てみてください。
ゴアテックス素材のレインウェアは必ず「GORE-TEX」と印字されており、商品を見るとゴアテックスかどうかはすぐわかるようになっています。
モンベル、THE NORTH FACE、パタゴニア、コロンビアなど様々なアウトドアブランドでゴアテックスのアウターを販売しています。
わたしはモンベルのストームクルーザーというレインウェアを愛用していて、耐水圧は50,000mm以上と防水効果はバッチリですが、ジャケットだけで2万円以上するため、高いと感じるかもしれません。
THE NORTH FACEのゴアテックスのレインウェアも人気ですね。
ゴアテックスのレインウェアは音楽フェスはもちろんキャンプ、登山などアウトドアではもちろん通勤時などのタウンユースでも使えます。
スポーツブランドのMIZUNOでゴアテックスのレインウェアが販売され、アウトドアブランドの中ではかなり値段が安いほうです。
レインウェアは上下セットで持っていくことをおすすめします。
上だけ着る人も多いですが、長時間外にいるとズボンの雨具もないとずぶ濡れになってしまいます。
ゴアテックスのレインウェアはアラバキで間違いなしの高性能ですが、値段が高いのも事実、、、。
もっと安くて高性能なレインウェアはないの?と思いますよね。
フェスで使える高性能なレインウェアを予算別にまとめました。

オススメアイテム② ポンチョ
ポンチョはリュックやボディバックの上から着れるので、荷物も雨から守ることができます。
また、着脱が楽なので急な雨にも安心です。
KiUはアウトドア用のレインウェアやポンチョなどを販売しているブランドで、毎年アラバキに出店しています。
フェスにぴったりの可愛いデザインもたくさんあるので、どのデザインを買おうか迷ってしまいますね。
KiUの定番の「レインポンチョ」は袖口が広くなっており、ライブで腕を上げると袖口から雨が入ってくることがあるので注意が必要です。
袖付きポンチョなら袖口から雨が入ってくることもありませんね。
KiUのポンチョは袖ありや袖なしなどさまざまな種類が販売されていて、どれを買えばいいの?と悩むかもしれません。
アラバキなどのフェスにオススメのポンチョ3選とそれぞれの特徴、選び方のポイントを紹介しています↓

降水量が多いときは雨具2枚重ねがオススメ
ゴアテックスのレインウェアは防水機能が高く、野外フェスにはマストアイテムと言えます。
しかし土砂降りの雨が降ったときや1日中雨が降り続くときは内側が濡れたと感じることもあります。
実際には雨が内側にしみてきて濡れているのか、袖口や襟元から雨が入って濡れたと感じるのかはわかりませんが、冷たく感じます。
そんなときはレインウェアの上にポンチョを着るレインウェア+ポンチョの2枚重ねが最強です。
2022年のアラバキでは初日と3日目はほぼ1日中雨でしたが、レインウェア+ポンチョの2枚重ねで雨の中でも快適に過ごすことができました。
中に着ている洋服も一切濡れませんでした。
レインウェアは身体にフィットしますし、ポンチョはゆったり着れるので2枚重ねで着てもゴワゴワすることなく快適に過ごすことができます。
2 . 足元と手の雨対策も忘れずに
アラバキ会場の地面は芝生や土がほとんどですが、雨が降ると地面はぐちゃぐちゃになってしまいます。
2022年のアラバキでは1日目と3日目が雨で、くるぶしくらいまでぬかるみにはまることもあり長靴が必須の状態でした。

アラバキ当日は晴れていても、前日などに雨が降ると地面がぬかるむ場合があるので注意が必要です。
また、アラバキではレインウェアと長靴で雨対策バッチリな方は結構見かけますが、手の雨対策をしている人はあまりいません。
気温が低くなり、長時間雨に打たれると手は赤みを帯びてかじかんできます。
2022年のアラバキでも手が真っ赤になっている方をたくさん見かけて寒そうでした。
雨対策で手袋が必要という発想にはなかなかなりませんが、実は手袋をつけて雨で手が濡れないようにすることも大切です。
オススメアイテム① 長靴
アラバキではくるぶしくらいまで泥にはまることがあったり、泥はねなどもあるため、膝下まである長靴がオススメです。
野外フェスで長靴と言えば「野鳥の会」のレインブーツ!
2022年のアラバキでも野鳥の会のレインブーツを履いている人を何人見かけたことか、、、、。
野外フェスで大人気なのには理由があります。
- コンパクトに収納できる
- 膝下まであるので、ぬかるみが酷くても足元の汚れを防げる
- 足にフィットするので、雨が入りづらい
- 長さを調整できる
まさにフェスにはピッタリの長靴です。
ネイチャーカラーが多いのも良いですよね。
長靴は長時間歩くと足が疲れるというデメリットがありますが、野鳥の会のレインブーツ専用のインソールも発売されています。
インソールはクッション性があるため、疲労感を軽減してくれますよ。
冷え性で足元が冷えやすい場合には、あたたかいインソールもあります。
野鳥の会のレインブーツのサイズ選びやカラーバリエーション、メリット・デメリットなどを徹底レビューしています↓

オススメアイテム② シューズカバー
安く抑えたい方はスニーカーのまますっぽり被せるタイプのシューズカバーもあります。
アラバキでは長く歩くこともあるので、ずれたりしないか少し不安は残りますね。
オススメアイテム③ 手袋
コスパが良く、防寒対策にも雨対策にも使えるテムレスという手袋がオススメです。
冬場であればホームセンターなどでも手に入れることができます。
わたしは2022年のアラバキで雨対策として完璧!という自信を持ってテムレスつけていました。
しかし、テムレスは腕周りが広がっているため、テムレスとレインウェアの間がびしゃびしゃに、、、。下に着ていたフリースまで濡れてしまいました。
袖口をきゅっと縛れるカフ付きの手袋の方が良さそうです。
3 . 荷物が濡れないように工夫する
開場待ちのときやアーティストのライブを見ているときなどに雨で自分の荷物が濡れないように工夫をすることも必要です。
着替えが濡れたら着られなくなりますし、お財布なども濡れたら大変です。
わたしが実践したことのある4つの荷物を濡らさないコツです。
- 濡らしたくないものはジップロックに入れる(小物など)
- 着替えなど大物は防水バッグに入れる
- リュックの中に大きめのビニール袋を入れる
- リュックカバーを利用する
1日中雨が予想される場合は、何重にも雨対策をすることが重要です。
2022年のアラバキではわたしは①、③、④を実践しました。
防水バッグがリュックの中に入らないため、②は断念しました。
小物をジップロックに入れる+リュックの中にビニール袋を入れる+リュックカバーの3重の防水対策で荷物が全く濡れませんでしたよ。
①濡らしたくないものはジップロックに入れる(小物など)
ポケットティッシュや財布など濡らしたくない小物はすべてジップロックにいれて、リュックやカバンに入れておくと良いですよ。
2022年アラバキでも寒いと鼻水がよく出るので、ポケットティッシュをいくつかジップロックに入れて持って行きました。

②着替えなど大物は防水バッグに入れる
着替えや防寒着などが雨に濡れたら大変です。
特にダウンジャケットは一度濡れると保温性が損なわれてしまうので、注意が必要です。
防水バッグに入れてからリュックなどに入れておけば濡れることはないので、移動中も安心ですね。
防水バッグに入れるとかさばってしまうのがデメリットですね。
③リュックの中に大きめのビニール袋を入れる
リュックの中に大きめのビニール袋を入れ、その中に荷物を入れるようにしています。
ビニール袋の口は輪ゴムでしばってします。

大きめのビニール袋(20L、45Lなど)は帰りに濡れたものを入れる際にも使えるため、多めに持っていくと便利ですよ。
2022年のアラバキでは身につけているものがすべて濡れたため、雨具やリュックなどを濡れたものをそれぞれ大きめのビニール袋に入れてから車に積みました。
④リュックカバーを利用する
リュックカバーをつけると移動中や待ち時間に雨が降っても荷物が濡れなくなります。
リュック全体をすっぽりと覆うことができるので、荷物が濡れる心配も少なくなりますよ。
4 . 雨宿りできる拠点があると最強
アラバキ会場に雨宿りをできる場所はほとんどありません。
会場内の東屋や休憩所の軒下には雨宿りしたい人がかなり集中します。

雨のときこそキャンプ組は最強です(雨の中テントを設営&撤収するのは大変ですが)
好きなときにテントの中に入り、雨に濡れることなくゆっくり休憩することができます。
まさにテントの中がオアシスのように感じます!!!
わたしは2022年アラバキでもテントを張り、テントの中で休憩したりお昼寝したりしていました。

体力をガッツリ回復できますし、フェス飯もゆっくりテントの中で食べることができます。
日帰り参戦の場合は、サンシェードテントを設営する方も多いですが、大雨の時は水没するので要注意です。
雨の時にはキャンプ用のテント(できれば耐圧水が高いもの)がオススメです。
わたしはSnowPeakのアメニティドームMを愛用しています。
ちなみに、日帰りでもテントを設営できる場所がありますので、公式HPで確認してみましょう。
5 . キャッシュレス決済をフル活用して快適に
2022年のアラバキでは新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、キャッシュレス決済の利用が促進されており、出店などほとんどのお店でキャッシュレス決済が可能でした。
雨のアラバキでキャッシュレス決済が便利すぎて、わたしは2022年のアラバキで一度も現金決済していない気がします(笑)
雨の降る中、バッグからお金を出して、お釣りをもらって、、、、というのはめんどくさいし、その間にお札とかも濡れちゃうんですよね。
わたしは全てApple WatchでQUIC PAY決済をしていますが、いちいち財布を出すことなく、そのままピッとお金を支払えるし、お釣りもないのでかなり快適でした。
雨でよりキャッシュレス決済の便利さを感じました。
同行者とも、「こんなにApple Watchを買って良かったと思うことはないね」と盛り上がりました。
スマホでキャッシュレス決済をするのも、現金よりは楽ですよね。
アラバキの雨対策でよくある質問
アラバキの雨対策について、疑問に思う点やわたしが実際にアラバキ初心者の友達に聞かれたことなどを個人的な経験をもとに回答します。
Q.レインウェアとポンチョは両方必要?
大雨のときや1日中雨が降るときはレインウェア+ポンチョの2枚重ねにすると、雨が内側にしみこみにくくなります。
小雨のときや短時間しか雨が降らないときは、レインウェアかポンチョのどちらかで大丈夫です。
ただし、どのくらい雨が降るかやどのくらいの時間雨が降るかは当日になってみないとわからないため、両方持っていると安心です。
Q.晴れのときも雨対策アイテムは持っていくべき?
わたしはどんな天気予報であっても、必ずレインウェアは持っていくようにしています。
レインウェアは防寒対策や防風対策としても使えるため、毎年朝はレインウェアを必ず着ているほどです。
天気予報で「快晴」のときはレインウェアだけ持っていき、ポンチョと長靴は持っていきません。
アラバキ会場周辺の天気は変わりやすいため、天気予報が曇りのときはレインウェア、ポンチョ、長靴は持っていきます。
当日が晴れても、前日が雨のときは地面がぬかるんでいることがあるため、長靴はマストです。
Q.雨対策アイテムの買うべき優先順位は?
予算的に雨対策アイテムを3つそろえるのは難しいという場合もありますよね。
優先順位は
- レインウェア(上下)
- 長靴
- ポンチョ
ですが、リーズナブルなものでも良いので、3つのアイテムをそろえるのが雨のアラバキでも楽しむためのポイントです。
まとめ:防水効果の高いアイテムで雨でも快適に!
雨対策として必要なアイテムや雨でも楽しむためのポイントを紹介しました。
アラバキで雨が降っても楽しめそうな気がしてきませんか?
天気予報は直前で変わることもあるため、直前で焦らなくてもいいように雨対策アイテムは余裕を持って準備しておきたいですよね。
雨でも事前に知っていれば快適に過ごせることもたくさんあるので、「アラバキを楽しめなかった」や「雨が辛くて予定よりも早く帰ってきた」とならないように、しっかり準備をしてアラバキに備えましょう。
アラバキに関するオススメ記事一覧




