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日本野鳥の会レインブーツレビュー|フェスの超定番アイテムの使い心地やメリット・デメリット

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日本野鳥の会のレインブーツは、コンパクトに収納できるため、普段使いはもちろん音楽フェスでは定番のアイテムです。

ソフトな素材で足にフィットして動きやすく、長距離を歩いたり身体を動かしたりする音楽フェスで人気アイテムになるのも納得です。

雨の日のフェスでは、野鳥の会の長靴を履いている人をあちこちに見つけるほど。

わたし自身もかれこれ5年近くキャンプや音楽フェスなどのアウトドアシーンで愛用しています。

今回は、野鳥の会のレインブーツを実際に使用してみてのメリットやデメリット、実際の使い心地などを徹底レビューします。

この記事でわかること
  • レインブーツのサイズ
  • 8つのカラーバリエーション
  • レインブーツのメリット・デメリット
  • レインブーツと一緒に使いたいアイテム

日本野鳥の会のレインブーツとは

「日本野鳥の会」というNGO団体が発売しており、正式にはバードウォッチング長靴という商品です。

「日本野鳥の会」は野鳥保護を通して自然を守ることが目的の公益財団法人で、レインブーツ以外にもバードウォッチング・アウトドアに関するアイテムを販売しています。

レインブーツのトレードマーク「B」の下の「WBSJ」は「Wild Bird Society of Japan」の略です。

元々は、バードウォッチングをする際に持ち運びしやすいように開発されました。

スタイリッシュでオシャレなデザインと、持ち運びにも便利な点がフェスに行く人に人気を集め、今ではフェスの定番アイテムになっています。

わたし自身も雨のフェスで、野鳥の会のレインブーツを履いている人を見かけ、一目惚れしたのがきっかけで購入しました。

履きやすさと持ち運びやすさから、音楽フェス以外にもキャンプやガーデニング、農作業など幅広いアウトドアシーンで活躍します。

日本野鳥の会レインブーツの特長

野鳥の会レインブーツ/仕様

レインブーツの素材や重さなどを見てみましょう。

  • 素材:表/天然ゴム、裏/ナイロン
  • 重量:約460g(Lサイズ片足)
  • 付属品:収納袋、コードロック5色セット

両足分だと約1キロくらいの重さになります。

持ち運びのときは、くるくると丸めて付属の収納袋に入れることができます。

野鳥の会レインブーツ/サイズ

SSサイズ〜4Lサイズの7サイズ展開されています。

サイズ
SS23.0cm
S24.0cm
M25.0cm
L26.0cm
LL27.0cm
3L28.0cm
4L29.0cm

ユニセックスで幅広いサイズ展開なのが嬉しいですね。

こども用バードウォッチング長靴も販売されています。

サイズは21.0cmでカラーバリエーションは、ブラウン(=子スズメ)とメジロ(=子メジロ)。

家族でお揃いで履けば、雨の日ももっと楽しくなりそうです。

野鳥の会レインブーツ/サイズ選び

長靴選びで迷うのはサイズですよね。

ぬかるみでも安定して歩けるように足首の部分がフィットするつくりのため、公式ホームページでも普段のサイズより1つ大きいサイズをオススメしています。

・ぬかるみでの歩行に対応し、足首の部分をフィットさせるつくりのため、脱ぎ履きに多少きつさがあります。

普段のサイズより1つ大きいサイズをおすすめします。

ジャストサイズをお選びいただくと、体型や靴下の厚さなどにより、きつさを感じる場合があります。

日本野鳥の会 公式ホームページより

インソールや厚手の靴下を履くこともあるため、大きめのサイズを買った方が良いという口コミも多数ありました。

ふくらはぎや膝下も他の長靴よりは細身でフィットしているため、各部位の長さをきちんと測ってサイズを確認することが大切ですね。

みちのくらし作成 
参考:日本野鳥の会バードショップオンライン

甲高な方、足首周りが太めの方などサイズ選びが心配な場合は、試着してから買うのが安心ですよね。

わたしもサイズ選びが不安だったため、アウトドア専門店のワイルドワンで試着してから購入しました。

野鳥の会レインブーツ/使用感

わたしは普段履いている靴は25.5cmのものがほとんどですが、ブラウンのLサイズを履いています。

MサイズかLサイズか迷ったのですが、実際に履いてみてLサイズに決めました。

音楽フェスでは足の疲労を減らすために、レインブーツの中にインソールを入れていますが、それでもキツイ感じはしなく、ちょうどいいサイズだと感じています。

わたしの足は比較的甲が薄く幅広ではありませんが、Lサイズで大きすぎることはなくフィットしています。

甲が高く、幅広の方はサイズ選びを慎重にしたほうが良さそうです。

野鳥の会レインブーツ/カラーバリエーション

バードウォッチング長靴はカラーバリエーションが豊富で、魅力的な色ばかりです。

どれもアウトドアにピッタリな色ばかりなので、お気に入りの色を見つけてみましょう。

  • カーキ
  • グレー
  • カモフラージュ
  • グリーン
  • ブラウン
  • メジロ
  • ネイビー
  • ブラック

カーキ

グレー

カモフラージュ

グリーン

ブラウン

メジロ

ネイビー

ブラック

野鳥の会レインブーツ/使えるアウトドアシーン

野鳥の会のレインブーツがどのようなアウトドアのシーンで使えそうかをまとめました。

  • キャンプ:(使わないときはコンパクトに収納でき、持ち運びに便利。テントの出入りの際の脱ぎ履きに時間がかかることも)
  • 登山:△(ソールが薄いため、岩場などでは安定しなく危険な場合もある)
  • 音楽フェス:(コンパクトに収納でき、膝下までで長さも十分なためぬかるんでいても問題なし)
  • 釣り:△(ソールの溝が浅いため、滑りやすい場合もある)

持ち運びに便利なので、キャンプや音楽フェスなど出来るだけ荷物をコンパクトにしたい場合にはピッタリですね。

また、野鳥の会のレインブーツは柔らかい地面を歩くことを想定して作られているため、登山や釣りなど足元が不安定なところでは、ソール(長靴の底)が薄手で危険かもしれません

平地でのハイキングなど場面によっては、野鳥の会のレインブーツが活躍するかもしれませんね。

野鳥の会レインブーツ/お手入れ方法

野鳥の会のレインブーツのお手入れ方法は、公式ホームページで詳しく解説しています。

野鳥の会のレインブーツを購入した際に、「白い粉がついていて気になる、、、。」という口コミが多くあります。

白い粉は品質上全く問題ないようですが、気になる場合はお手入れしてみましょう。

ゴムの表面に白い粉が付着していることがありますが、品質上は全く問題ありません。

通常は、何度かご使用になる間に自然にとれていきます。気になる場合は、水洗いするシリコンオイルを塗るなどをお試しください。

日本野鳥の会 公式ホームページより

ちなみに、わたしが購入したときは全く気になりませんでした。

あまり汚れていない場合

濡れたタオル等で、長靴の外側の汚れや水分を拭き取り、日陰の風通しの良いところで、干してください。

日本野鳥の会 公式ホームページより

汚れがひどい場合

洗濯洗剤、タオル2枚、スポンジ1個。 
臭いが強い場合は、酸素系の漂白剤。

で丁寧に手洗いをします。

表面が白っぽくなった場合

ツヤ出しのシリコンオイルを塗ることで、表面にツヤが出ます。

日本野鳥の会レインブーツ/気に入っている点(メリット)

メリット① コンパクトに収納できる

やはり収納できるレインブーツというのが画期的ですよね。

フェスやキャンプなどのアウトドアシーンでは急な雨に備えて長靴を持っていきたいですが、普通の長靴は持ちづらいし重いしかさばるし、持っていくのは大変

わたし自身、野鳥の会のレインブーツを持っていないときは、普通の長靴をビニール袋に入れてフェスに持っていったこともありました。

たたでさえフェスの持ち物は多いのに、収納できない長靴は手で持つしかなく、それだけで片手が埋まってしまいます。

野鳥の会のレインブーツは柔らかい素材で、くるくると巻けるためコンパクトに収納でき、音楽フェスなどにも気軽に持っていくことができます。

ガスコンロなどで使うカセットガス缶(CB缶)と大きさを比較してみました。

CB缶と比較すると大きく見えますが、長靴がこんなにコンパクトになると思うと驚きですよね。

この大きさなら、リュックに入れてフェスに持っていくことも問題さなそうです。

収納袋に入れて持ち運びも楽!

メリット② 柔らかい素材で動きやすい

一般的な長靴は厚手の素材で、足を動かすたびに長靴の中で足が動いてしまいます。

しゃがむ時には、生地が突っ張るような感覚や膝裏に当たって痛い思いをしたことがあるかもしれません。

野鳥の会のレインブーツは素材が非常に柔らかく、足にフィットするので身軽に動くことができます。

フェスだけでなく、農作業や畑作業など足元が悪い中で足元を動かす作業に向いており、愛用している方も多いようです。

フェスでも余裕でジャンプできます!笑 長靴を履いていることを忘れて軽快に動けそうです。

長靴とは思えないフィット感!

メリット③ 丈が長いため、ズボンが汚れない

バードウォッチング長靴は一般的な長靴よりも丈が長く、膝のすぐ下くらいまでの長さがあります。

フェスやキャンプで雨が降り続くと、地面はぬかるんで沼のようになる場所もあるほどです。

足首まで「ズボッ」と泥の中にハマってしまっても全然大丈夫。

この長靴は、膝下まであるため、泥がはねてもズボンが濡れることはありません。

履き込み口をコードロックでキュッと締めれば、雨が入るのも防ぐことができます。

ズボンの汚れを心配する必要はなし!

メリット④ 長さを調整できる

柔らかい素材で履き込み口にドローコードがついているため、自分の好きな長さに変えることができます。

足首が細めの方でもドローコードを締めれば、自分の好きな場所で固定できます。

短くして履くのもショートブーツ風になり、見た目もすごく可愛らしいです。

フェスに行ってびっくりするのが、晴れの日でもレインブーツを履いている人を見かけるということです。

雨の時に備えて履いているんだと思いますが、丈を短くして履いているので雨が降っていなくても違和感はありません。

長靴をずっと履いていると足の中の蒸れも気になりますが、クシュクシュと短くすれば通気性も良くなり、蒸れも軽減できますね。

雨のときは膝下の長さにして、雨が止んだら短くするのもいいですよね。

ドローコードを使えば、長さは自由自在!

野鳥の会レインブーツの気になる点(デメリット)

デメリット① 着脱に苦戦する

ぬかるみでも行動しやすいように足首にフィットした作りになっているため、長靴を脱いだり履いたりするのが少し大変です。

フェスでキャンプをするときは、テントの出入りのたびに長靴を脱いだり履いたりしないといけませんが、わたしは普通の靴のように立ったまま脱ぎ履きはできません

かかとの部分に突起がついており、そこを反対の足で踏めば立ったまま脱ぎ履きができるようになっているようですが、わたしのバランス感覚ではこれが難しい。笑

結構力を入れないと脱げないため、足がつりそうになってしまい、いつも断念します(笑)

座りながらだと脱げるのですが、足にフィットしているので手を使わないと脱げないこともあり、手が汚れてしまいます。

立ったままの脱ぎ履きは難しい!

デメリット② 足が疲れやすい

長靴のかかとの高さは1.1cm〜1.2cmで、底がかなり薄くなっています。

ペタンコな靴を履いているイメージです。

そもそもこのレインブーツは柔らかい地面を歩くことを想定されて作られているため、固いアスファルトの上を歩くと疲れてしまいます。

フェスはステージ間の移動などかなりの距離を歩くことになるので、ずっと長靴を履いていると足の裏が痛くなるかもしれません。

靴の中にインソールを入れたら、疲労度がかなり軽減されたので、長距離を歩く場合はインソール(この後紹介します↓)を中に入れるのをオススメします。

硬い地面を歩く場合は、足の疲れが気になるかも

デメリット③ 足元が冷える

靴底が薄いため、足元が冷たく感じることがあります。

気温が高い時期に開催される夏フェスでは気にならないかもしれませんが、わたしは毎年4月に開催されるARABAKI ROCK FESTで履いたらつま先が冷たく感じました

その時は最低気温が一桁だったため、普通にしていても寒いのに余計に寒く感じました。

足の裏にホッカイロを貼ったり、インソールを中に入れるなどして工夫したいですね。

足元が冷えやすいため、気温の低い場所で使うときは防寒対策を!

日本野鳥の会レインブーツと一緒に使いたいアイテム

インソール

このレインブーツは地面が柔らかい場所で使用することを想定されて開発されたため、靴底が薄く、音楽フェスや街中など地面が硬い路面を長時間歩くと足の疲れを感じやすくなります

インソールはかかとから土踏まずにかけて硬めのパネルが足裏をサポートしてくれるため、長時間の歩行を疲れにくくしてくれます。

レインブーツは蒸れやすいというのがデメリットですが、抗菌効果により気になるニオイを軽減してくれるのも嬉しいポイントです。

2千円以下で買えるのもお財布に優しいですね。

男性用と女性用があるため、間違えないように気をつけましょう。

こちらは男性用です。

女性用です。

ちなみにわたしは登山用に元々持っていたインソールをレインブーツの中に入れて使用しています。

すでにインソールを持っている場合は、それをレインブーツの中に入れて使うこともできますね。

わたしが使用しているのはsuperfeet(スーパーフィート)というもので、6千円くらいするため値段は高いですがAmazonの口コミ4千以上の超人気商品です。

雨のときはレインブーツの中にインソールを入れ、晴れているときはフェスで履くスニーカーに入れて使っています。

わたしはフェスに行くと1日で10kmくらい歩きますが、このインソールのおかげで足の疲れがかなり軽減します。

2022年のアラバキでは15.8kmも歩いていました。これは普通の靴で歩いても足が痛くなりそう。笑

常に足がサポートされている感覚で、歩きやすいです。

登山などのスポーツでも使いたい!という場合はインソールの購入を検討してみてはいかがでしょう。

靴下

レインブーツは蒸れやすいのが気になるところ、、、。

特にフェスでキャンプをしたり、キャンプのときにレインブーツを脱いだりするときに臭いを気にしたくないですよね。

メリノウールという素材はその名の通りウール(羊の毛)でできており、防臭効果が高いことで有名です。

メリノウールの靴下は、防臭効果があり、普通の靴下よりも厚手なので長距離を歩く際にも足をサポートしてくれ、靴擦れなどトラブルも起きにくくなっています。

さらに厚手なので、足の冷えも感じづらくなります。

防臭効果&足のサポート&足の冷えの軽減と一石三鳥?

普通の靴下と比較してしまうと高く感じてしまいますが、買って損はない商品です。

「キャラバン」は登山用品の定番ブランドでメリノウール靴下が販売されています。

smartwoolの靴下も人気です。

長靴収納袋

付属の収納袋は防水素材ではないので、汚れた長靴を入れると収納袋まで汚れてしまいます。

そこで汚れた長靴を入れる専用の収納袋が販売されています。

袋の口が大きめなので、長靴の汚れた部分に触れることなく入れることができます。

くるくると綺麗に丸めず、雑に入れてもすんなり入るのが嬉しいですよね。

野鳥の会レインブーツ/最安値を比較

野鳥の会のレインブーツはどこで買うことができるのでしょうか。

公式ホームページで自宅近くのレインブーツを売っているお店を探すことができます。

野鳥の会のレインブーツは上記のレインブーツ販売店のほか

などで購入することができます。

せっかくなら安くお得にゲットしたいですよね。

R5.4月現在での価格(全て税込)は次のとおりです。

※表はスクロール←→できます

オンラインショップAmazon楽天市場
カーキ5,830円5,830円5,830円
グレー6,930円6,930円6,930円
カモフラージュ4,840円4,840円4,840円
グリーン6,930円6,930円6,930円
ブラウン6,930円6,930円6,930円
メジロ5,940円5,940円
5,480円
ーなしー
ネイビーーなしー5,500円5,500円
ブラック5,830円ーなしー5,830円
子ども用3,960円ーなしー4,840円

カラーバリエーションによって価格が異なるようですが、ちなみに一番リーズナブルなのはカモフラージュですね。

オンラインショップ、Amazon、楽天市場の販売価格はあまり変わらないようなので、ポイントを貯めているサイトで買うのが良さそうですね。

人気の色やサイズによっては売り切れになっているものもあるため、お気に入りの色を見つけたら早めに買うのがオススメです。

売り切れの場合も多いため、お気に入りの色を見つけたら早めにゲット!

まとめ:雨の日でもオシャレな長靴でアウトドアを楽しもう!

いかがでしたか?

音楽フェスなどアウトドアシーンで定番の野鳥の会の長靴のレビューをしました。

カラーバリエーションが豊富なのでどの色にするか迷ってしまいますね。

せっかくのアウトドアのシーンで雨が降るとガッカリしてしまうかもしれませんが、野鳥の会の長靴で雨の日も楽しめたら良いですね。

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