フェスに行くときにはどんな靴で行くべきか迷いますよね、、、。
フェスに向いているのはどんな靴?
疲労や快適さに直結する靴選びはとっても重要。
わたしはフェス参戦歴10年以上で、全国各地の春・夏・秋フェスに通算20回以上参戦しています。
そこでこの記事では、わたしの経験から
・初心者でも迷わずにフェスで使う靴を選ぶための4つのポイント
・予算別のオススメアウトドアシューズ10選
を紹介します。
フェスではスニーカー派の人も多いですが、防水機能や疲れにくさなどを考えてわたしが愛用しているハイキングシューズを含めたアウトドアシューズをピックアップ!
1万円以上の高性能な靴から3千円以下まで幅広く紹介!
この記事を読めば、自分の予算に合ったフェスで活躍する靴を見つけることができます。
- フェスで使う靴を選ぶときの4つのポイント
- フェスにオススメのアウトドアシューズ予算別10選
はじめに|フェスのタイプによって合う靴は違う
参戦予定のフェスはどんなフェスですか?
“フェス”と一言で言っても開催場所や地面の状況、会場の広さなどさまざまです。
- 郊外型フェス
- 都市型フェス
- 屋内フェス
のそれぞれの特徴を参考にしながら、靴を選びましょう。
フェスの靴を選ぶときの4つのポイント
フェスの靴を選ぶときの4つポイントを紹介します!
- 疲れにくい靴
- 汚れてもいい靴
- 出来るだけ軽い靴
- 防水機能のついた靴
疲れにくい靴
長時間歩いても疲れにくい靴が一番大事です!
ソール(靴の底)が柔らかくて厚めの靴はクッション性があり、疲れを感じにくいです。
逆に硬いフラットソールの靴はすぐに疲れてしまう恐れがあります。
すべてのフェスで共通するのはめちゃくちゃ歩くこと!
・フェス会場がそもそも広い
・シャトルバス乗り場やシャトルバス降り場からの移動
・駐車場からの移動
・ステージ間の移動
・ライブ中にジャンプしたりする
などなど、フェスでは歩いたり身体を動かすシーンがたくさんあります。
ちなみにわたしの過去最多歩数は1日で23.9KM(2019年アラバキ)
信じられないほど歩きますね。笑 フェスに2日間参戦する場合は倍ですからね。
買ったばかりの靴を履いていくなら、靴ずれしないようにフェスの前によく履き慣らすことも忘れずに。
最近はクッション性が高い厚底シューズも人気なので、靴を選ぶときはクッション性も確認しましょう。
汚れてもいい靴
フェスの前日や当日に雨が降ると、地面はぬかるみ靴は泥まみれになることも。
特に郊外型フェスは、標高が高い場所だったりすると天候がかなり変わりやすいです。
わたしは今まで
・RISING SUN ROCK FESTIVAL(北海道)
・SWEET LOVE SHOWER(山梨県)
・ARABAKI ROCK FES(宮城県)
などさまざまな郊外型フェスに参戦していますが、見事に雨が降りました。
フェスでスニーカーが泥だらけになってしまい、いくら洗っても汚れが取れず捨てた経験もありです(苦笑
アウトドア用のシューズなら汚れが取れやすく、お手入れもしやすいです。
靴を汚したくない場合は、「雨が降りそうな日は朝から長靴を履く!」という作戦もあり。
わたしは長靴で長距離を歩くと足が疲れてしまうので、雨が降り始めたら長靴に履き替えるスタイルです。
フェス会場ってかなり広く、雨が降り始めたときに自分が荷物(長靴)を置いている場所から離れていることもあります。
長靴に履き替える前にいつの間にか靴が汚れていることも…..。
フェスで使う靴は汚れる前提で、白とか薄い色よりも汚れが目立たない色(黒や紺色)が◎
出来るだけ軽い靴
たくさん歩くので軽い靴の方が足への負担が少なくなります。
フェス(特に郊外型フェス)で登山靴を履いている人もよく見かけませんか?
わたしは登山も趣味なので登山靴もいくつか持っていますが、登山靴ってたくさんの種類があるんです。
登山靴の種類によってはフェスではより疲れる場合があるので注意が必要です。
わたしが持っている登山靴の1つのSCALPAというメーカーのミトスはソールが硬く、ハイカット&片足540gと重め。
わたしも最初は「フェスで登山靴を履いてみようかな?」と思っていましたが、実際に登山で履いてみると、「この靴をフェスで履いたら絶対疲れる….」と実感。
ガッチリ足が固定される感じになるので、動きにくさを感じそう…。
しかし、FUJI ROCK(新潟県)での靴選びは他のフェスとちょっと違うみたい。
友達が毎年参戦していてよく話を聞くと、
・地面は凸凹道の場所もあり、
・かなりの確率で雨が降り、
・地面はぬかるむ….。
\まるで登山!ソールが厚いハイカットのGORE-TEXの登山靴で行っているよ/
と言っていました。フジロックは靴の重さよりも、防水機能など登山靴の性能重視でハイカットのものを選ぶのもアリかもしれません。
そのほかのフェスでは普通の登山靴の中でも軽くて動きやすい“ハイキング用シューズ”や”軽登山用シューズ”がオススメ。
防水透湿性のある靴
特に郊外型フェスでは雨が降りやすいため、防水機能がある靴が安心です。
また、防水機能だけでなく透湿性も大事。
透湿性とは靴の中の蒸れを外に素早く排出し、靴の中を快適に保つ機能のことです。
長時間フェスで同じ靴を履いていると蒸れが気になってきます。
ハイキングではかなり汗をかくので、透湿性が備わったハイキングシューズもたくさんあります。
防水を意味するウォータープルーフの表記があるモデルや、ゴアテックス製のシューズを選びましょう。
撥水機能がついていなければ、事前に防水スプレーをしっかりかけておくと良いですね。
【予算別】フェス向けオススメのアウトドアシューズ10選
ここからはフェスにオススメのアウトドアシューズを予算別に紹介。
アウトドア定番の靴から、コスパ重視の値段を抑えた靴まで幅広くピックアップしています。
商品名 (ブランド名) | 価格 | 重さ (片足) |
---|---|---|
ANACAPA2 LOW GTX (HOKA ONEONE) | ¥26,730 | 395g (27cm) |
セイバー ファイブ (コロンビア) | ¥14,850 | 388g (27cm) |
JASPER(KEEN) | ¥13,260 | 464g |
テレックス (アディダス) | ¥11,636 | 400g (26.5cm) |
ウエーブシーク (MIZUNO) | ¥8,992 | 310g (26.5cm) |
(FitVille) | ¥6,999 | 不明 |
リファインド (ダンロップ) | ¥6,566 | 350g |
(アウトド アプロダクツ) | ¥4,500 | 280g (24cm) |
HKU11 (ハイテック) | ¥3,732 | 384g |
アクティブハイク サミットハンター (ワークマン) | ¥2,900 | 350g (25.5cm) |
商品名がないものはブランド名のみ記載
1万円以上のスニーカー
ANACAPA2 LOW GTX(HOKA ONEONE)
HOKA ONE ONE(ホカ オネ オネ)というフランスのスポーツシューズを販売しているブランド。
類を見ない厚さのミッドソールでクッション性に優れており、ハイキング界やランニング界で話題のHOKA。
スポーツショップで一度試し履きをしてみたら、あまりの軽さとクッション性歩きやすさに一瞬で虜になりました。
騙されたと思って一度試し履きしてほしい、このクッション性!
わたしが愛用しているのはANACAPA2 LOW GTX(アナパカ ロー ゴアテックス)はローカットの登山靴。
どんなアウトドアでもこの1足で楽しめてしまうほど超高性能で、わたしは登山・フェス・キャンプで使っています。
①厚底のソール:長距離を歩いてもびっくりするほど疲れにくい
②GORE-TEX製:防水透湿性の機能がある
③VIBRAMソール:登山靴によく使われる滑りにくい高性能なソール
超高性能な1足だけに値段は2万円以上と高め、、、。
フェスのためだけに買うには高すぎるので、登山やキャンプなどいろんなアウトドアを楽しむ人向け!
- 重量:395g(27cm、片足)
- 防水:GORE-TEX
セイバー ファイブ (コロンビア)
アウトドアブランドのコロンビアが販売する防水の登山靴”セイバーファイブ“
GORE-TEXではないものの、コロンビア独自の防水透湿機能”アウトドライ”が使われているので、フェスで雨が降っても安心。
わたしもHOKAの前はコロンビアのハイキングシューズを履いていましたが、軽いし動きやすいし防水機能もあるし快適でした。
他のブランドのハイキングシューズと比べると、値段が安いのもポイント。
- 重量:388g(27cm、片足)
- 防水:アウトドライ ※コロンビア独自の防水透湿機能
JASPER(KEEN)
KEENというブランドのジャスパー(JASPER)は発売から15周年を迎える定番アウトドアスニーカー。
デザインやカラーバリエーションがアウトドアにはピッタリで、我が夫婦もキャンプでは絶対にジャスパーを履いています。
長年愛用していて感じるのは、汚れが全然目立たない!
わたしは↑の写真のピンク&オレンジを使っていて、明るめの色なので汚れが目立ちそうですが、全然気にならないのがズボラなわたしにはすごく助かります。
あとはソールのグリップ力も強く、キャンプ場の凸凹道や坂道でも滑りません。
重量が464gと少し重めなので、長距離を歩くフェスでは靴が重く感じたことがあります。
- 重量:464g(片足)
- 防水:なし。アッパー部は撥水加工
なんと防水透湿素材のジャスパーも販売されています。これで急な雨でも安心。
テレックス(アディダス)
人気のスポーツウェアブランド・アディダスからアウトドアスポーツ用として誕生したのが「テレックス」シリーズ。
ハイカットやミドルカットなどさまざまな種類が販売されています。
GORE-TEX製のトレッキングシューズで10,000円台前半で買えるのはかなりコスパが◎
一般的な登山靴やハイキングシューズほどアウトドア感がなく、黒一色でランニングシューズよりスポーツ感もないので、旅行や通勤などあらゆる場面で活躍しそう。
- 重量:400g(26.5cm、片足)
- 防水:GORE-TEX
ウエーブシーク (MIZUNO)
スポーツブランド”MIZUNO”のアウトドアウォーキングシューズとして販売されているウエーブシーク。
落ち着いたデザインなので普段使いにも向いています。
防水仕様で、濡れた路面でも滑りにくいグリップ力の高いソール(Wgrip)を使用。
EEE相当の甲周り寸法になっているため、幅広で靴選び悩んでいる人も一度試してみたい靴。
- 重量:310g(26.5cm、片足)
- 防水:○ ※1年防水保証
1万円以下のスニーカー
登山靴(FitVille)
Amazonで口コミ1,000以上の高評価(4.1)の登山靴。
FitVilleは甲高幅広の足型に合ったシューズを開発しており、 2Eと4Eが販売されています。
靴の表面に反射材がついているので、フェスなど夜に使う際も安心。
- 重量:不明
- 防水:○
リファインド(ダンロップ)
有名タイヤメーカーのダンロップから販売されているアウトドアシューズ。
MOISTHROUGH(モイスルー)というダンロップ独自の防水加工済みです。
6Eとかなり幅広で出来ているので、
・自身の足が幅広で靴選びに困っている方
・アウトドアでは厚手の靴下を履くため幅広のアウトドアシューズを探している方
にピッタリ。
【MOISTHROUGH】モイスルー(特許取得済)
Amazon ダンロップリファイドの商品ページより
- 従来の「5cm6時間防水機能」と同等の防水性能でありながら、非常に高い「通気性」「透湿性」を実現。
- 靴内湿度の上昇がほばなく外気と同じ湿度を維持。
- 重量:350g(片足)
- 防水:○ ※ダンロップ独自の防水加工(モイスルー)
5千円以下のスニーカー
(アウトドアプロダクツ)
アウトドアプロダクツはアメリカのアウトドアブランドで、フェスでもリュックやバッグを愛用している人がたくさん♪
完全防水ではないものの、水深4cmまでの6時間防水試験(社内試験)をクリアした防水加工がされています。
ユニセックスのスニーカーになっているため、サイズ展開は22.0cm〜29.0cmまで。
女性用のアウトドアシューズは見つけるのが難しいので、レディースにも嬉しい。
- 重量:280g(24cm、片足)
- 防水:○ ※完全防水ではない
HKU11 アオラギ WP(ハイテック)
ハイテックはイギリスのアウトドアシューズを販売するブランド。
AORAKI(アオラギ)シリーズはフェスのアウトドアや日常使いのアクセントにも使えます。
特に魅力的なのはコスパ!アウトドアシューズを3,000円台で買える(※セール時)のはお買い得!
完全防水ではないものの、ハイテック独自の防水透湿テクノロジー”DRI-HI LIGHT”(靴内への水の浸入を防ぎ、湿気は外に逃がす)が搭載されています。
- 重量:384g(計測サイズ不明、片足)
- 防水:○ ※DRI-HI LIGHT (ドライハイライト)
アクティブハイクサミットハンター(ワークマン)
少しでも値段の安い商品&初心者が買いやすいブランドといったらワークマン。
3千円以下でアウトドアシューズを買えるなんてさすがすぎるっ!
・接地面から6cmまで防水性
・独自開発の透湿防水フィルム”SplaShield(スプラシールド)”を内蔵
などアウトドアの場面で活躍できそうな機能が充実しています。
出来るだけ費用を抑えたい場合や初めての1足にぴったりの靴。
締め付け可能なドローコードタイプになっています。
- 重量:350g(25.5cm、片足)
- 防水:○ ※SplaShield(スプラシールド)
まとめ:自分に合ったフェスの靴を見つけよう!
この記事ではフェスにぴったりなアウトドアシューズについて紹介しました。
・郊外型フェス
・都市型フェス
・屋内フェス
などフェスの開催場所によって、靴選びのポイントが変わってくるので、自分が行くフェスに適した靴を選びたいですね。
また、フェスで履く靴を選ぶときの4つのポイントは次のとおり。
- 疲れにくい靴
- 汚れてもいい靴
- 出来るだけ軽い靴
- 防水機能のついた靴
フェスにオススメのアウトドアシューズ10選も紹介しました。
フェスのアウトドアシューズで人気のブランドと特徴も覚えておきたいですね。
- HOKA ONE ONE:超厚底ハイキングシューズが人気のブランド。値段は高いが、軽量&厚底が長距離を歩くフェスにはピッタリ
- コロンビア:セイバーシリーズはハイキングシューズの定番。足に馴染みやすく、軽量。
- KEEN:JASPERはキャンプやフェスでも目を引くデザインで、グリップ力も◎
- アディダス:スポーツブランドだが、アウトドアシューズにも力を入れている。テレックスはゴアテックスで10,000円台で買えてコスパ高。
フェスで疲労感が少なく最後まで快適に楽しめる靴が見つかるといいですね。