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フェスになんでテントを持っていくの?理由やメリットをフェス歴10年以上の筆者が解説

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音楽フェスに行くと、サンシェードテントと言われるテントを持っている人を見かけるかもしれません。

フェス初心者にとっては、なぜテントを持っていくのか疑問に思うかもしれません。

キャンプ初心者

フェスでテントはどんなときに役立つの?

テントはかさばるので持っていくのが大変なこともありますが、
・休憩用として使えたり
・強い日差しを遮ったり
長時間開催されるフェスでは体力温存にとても役立ちます

そこでこの記事では、フェス歴10年以上で全国各地のフェスに参戦している筆者が、フェスにテントを持っていく理由や、特にテントを持っていくのがオススメな人を紹介します。

フェスにテントを持っていくべきか迷っている人には役立つ内容です。

この記事でわかること
  • フェスに持っていくテントはどんなもの?
  • フェスにテントを持っていく理由
  • 特にテントを持っていくのがオススメの人

フェスに持っていくのはどんなテント?

フェスのテント設営OKゾーンのようす

まずはフェスに持っていくテントとはどんなものなのか紹介します。

フェス初心者

フェスにはどんなテントを持っていけばいいの?

実はテントにもたくさんの種類があります。

簡単に分けるとこんな感じ。
・宿泊用テント(キャンプ用)
・宿泊用テント(登山用)
・日帰り用テント(サンシェードテント)

フェスで持っていくのは日帰り用テント(サンシェードテント)です。

サンシェードテントとは?

サンシェード(sun=太陽、shade=日除け)という名前の通り、日除けテント
ポップアップテントと呼ばれることも多い。

キャンプで使う宿泊用テントとは次の点で異なる。

  • 日帰りを想定して作られている
  • 設置・片付けが簡単
  • 防水・耐水性の機能が簡易的

キャンプ用の宿泊テントをフェスに持って行っている人もいます。

どんなテントを持ち込んでいいかはフェスごとにルールが決まっているため、事前にフェスの公式ホームページを必ず確認しましょう。

サンシェードテントと一言でいっても、たくさんの種類が販売されていて、どんなものを買うべきか迷うかもしれません。

・フルクローズになるかどうか
・通気性はどうか
・耐水圧がどのくらいか

など買うときにチェックしておきたいポイントがいくつかあります。

フルクローズになるサンシェードテント

サンシェードテントの選び方と、予算別オススメのテントは次の記事で紹介しています。

【音楽フェス向け】サンシェードテントを選ぶ4つのポイントと予算別テント10選

フェスにテントを持っていく5つの理由

フェスに初参戦の場合はなぜテントが役立つのかあまり想像つかないかもしれません。

みちのくらし嫁

わたしはテントの持ち込みOKなら必ず持って行きます〜!

ここからはフェスにテント(サンシェードテント)を持っていく5つの理由を紹介します。

フェスにテントを持っていく理由
  1. 休憩場所の確保
  2. 飲食スペースの確保
  3. 小雨が降ってきたときの雨宿り用
  4. 荷物置き場として
  5. 着替え場所として

休憩場所の確保

音楽フェスは朝から夜まで、長いと12時間近く開催されることもあります。

・ライブを見たり
・ご飯を食べたり
・物販を買ったり

もちろん楽しいですが、歩いていることや立っていることが多くかなり疲れます

そこで大事なのは休憩場所。

フェスによっては休憩場所として、大型テント(日差しカット&雨対策)が設置されていることもありますが、混雑してなかなか座れないことも。

座れても人がたくさんいるので、ゆっくりくつろぐわけにはいきません。

そこで、自分のテントがあると疲れたときにいつでも休めます。

特に最近の夏フェスでは日差しが強くて熱中症になる人も….

日差しを遮ってくれるサンシェードテントの中で休憩するだけで、かなり体力が回復します!

みちのくらし嫁

自分のテントに戻るだけで、ほっと一息つけます〜

しかも疲れたときは寝っ転がったり、座ったり、お昼寝したり、過ごし方は自分次第。

他の人を気にすることなく、自分専用の休憩場所があるというのは、フェスの体力温存にはとっても大事です。

飲食スペースの確保

フェスの醍醐味!フェス飯

フェスで楽しみなことの1つはフェス飯!

全国各地から美味しいご飯が集まってきているので、フェスの醍醐味とも言えます。

会場に設置されているイスを利用したり、地面に座って食べている人がいたり、様々ですが、やっぱりご飯はゆっくり座って食べたい!

あとは芝生の上に紙コップに入ったビールを置いて、倒れないかビクビクしながらご飯を食べなきゃいけなかったり(笑)

ミニテーブルを持っていけば、テントの中でフェス飯を堪能することもできます。

小雨が降ってきたときの雨宿り用

音楽フェスにつきものなのは、急な天気の変化。

特に標高の高い場所や山間部でのフェスは天気が変わりやすく、急に雨が降ることも。

フェスは雨宿りする場所はあまりありません。

わたしが毎年行くアラバキロックフェス(宮城県で開催)でも雨が降ると、建物の軒下は大混雑….。

雨宿りする人たち

耐水加工されているサンシェードテントなら、小雨程度だったら雨宿りできます。

大雨が降ると、テントの中が濡れてしまうかもしれないので、テントの中の荷物は大きめのビニール袋に入れておくのがオススメです。

荷物置き場として

フェスではリュックと小さめのボディバッグの2つに荷物を分けて持ち運ぶことが多いと思います。

  • リュック:着替えなど。常に持ち運ぶ必要がないもの。クロークやテントにおいておく。
  • ボディバッグ:財布やスマホなど。常に持ち歩くもの。

ライブを見るときは身軽に動きたいので、リュックなどをどこに置くかはいつも頭を悩ませます。

フェスによってはクロークに預けたり、ロッカーが設置されていたり。

現実的に多いのは、リュックなど(貴重品以外)をテントに置いておくことです。

盗難には気をつけましょう。

フルクローズのサンシェードテントなら、入り口のファスナーに南京錠をかけるという盗難対策もできます◎

着替え場所として

夏フェスなら汗をたくさんかいて、Tシャツを着替えたくなるかもしれません。

春・秋フェスなら、夕方になるにつれて気温が下がって、中に暖かいインナーを着たくなるかもしれません。

着替える場所としても、テントは大活躍!

フルクローズタイプのサンシェードテントなら、外からテントの中が見えないので、人目を気にせず着替えることができます。

わたしは春フェスのアラバキロックフェスでは、夕方寒くなったら、ズボンの下にタイツやレギンスをテントの中で履いています。

テントがなければ、フェスに設置されている仮設トイレで着替えるしかないですが、仮設トイレは狭いし、荷物を置いておく場所がないことも….。

フェスの仮設トイレ

衛生面も気になります。

テントがあれば、着替えのほかにもお化粧を直したりなど、人目を気にせずにできることがたくさんあります。

こんな人はテントを持っていくのがオススメ!

では具体的にどんな人が特にテントを持っていくべきなのでしょうか?

次の3つのどれかに当てはまる人は、テントを持っていくとより快適に過ごせます◎

テントを持っていくのがオススメな人
  • 体力に自信のない人
  • まったりフェスを楽しみたい人
  • 子連れ参戦する人

体力に自信のない人

フェスといったら、とにかく歩く!

・シャトルバス降り場(または駐車場や駅)から、会場まで
・会場内でのステージ移動
・ライブ中の待ち時間
・トイレや飲食ブースに行くとき

などなど、かなり歩きます。

特にフェス会場が広い場合はステージ間の移動だけで、20分以上歩くことも。

わたしの今のところの最高記録は1日で23.9km!(2019年アラバキ)

わたしは登山も趣味なので、まあまあ体力には自信のある方ですが、さすがに1日で20km以上歩くのはしんどすぎた….。

荷物を持ちながら歩くこともあり、余計に疲れます。

体力に自信のない方は、へとへとでフェスを最後まで楽しめなかった….。ということにもなるかもしれません。

テントを持っていき、こまめに休憩すれば体力を温存しつつ、フェスを最後まで楽しむことができます。

わたし自身もライブでめちゃくちゃ楽しんだあとに、自分のテントに戻り座ったり寝っ転がってのんびりするのが至福の時間。

テントで休むかどうかで疲労度が断然違います!

体力に自信のない方、最後までフェスを楽しめるか心配な方はテントを持っていくのがオススメです。

まったりフェスを楽しみたい人

フェスの楽しみ方は人それぞれ。

・ライブをたくさん見て楽しみたい人
・お酒を飲みながら、まったりフェスを楽しみたい人
・ワークショップに参加したり、マーケットで買い物したい人

などなどさまざまな楽しみ方ができます。

わたしも学生の頃はひたすらライブを見て楽しんでいましたが、最近は体力も衰えてきて(笑)

1日に見るアーティストは3〜5組くらい。

それ以外はご飯を食べたり、気になるアーティストをチラ見したり、物販を見たりまったり過ごしています。

ライブをたくさん見ていた頃は、ひたすら
・ライブを見る
・ご飯を食べる
・ステージ間を移動する
を繰り返していて、あんまりテントで休憩する時間はありませんでした。(最多で1日7アーティストくらい見たことも)

しかし、まったりフェスを楽しむとテントで過ごす時間も長くなります

ご飯もテントに戻ってゆっくり食べたり、テントに横になりながら近くのステージのアーティストが聞こえてきたり(贅沢)

テントからステージが見える

フェスによってはステージ後方にテントを建てることができるので、自分のテントからライブが見れることもあります。

まったりフェスを楽しみたい方はテントを持っていけば、自分のペースでフェスを楽しめます◎

子連れ参戦する人

子連れで参戦する場合は、断然テントを持っていくのがオススメ。

わたしも何回か子連れでフェスに参戦したことがありますが、子連れだといろいろなことに気を遣う必要があります。

・乳児連れならおむつ替え、授乳、ミルク
・1歳半以下なら離乳食
・おやつタイム

などなど。1人でフェスに行っていた頃に比べて、持ち物もかなり増えました

フルクローズのテントなら人目を気にせず、子どもがお昼寝することもできます。

フェスは人混みで子どもにとっては、刺激的で疲れることもあるので、テントの中に入ると家族だけのプライベートな空間になって安心するようでした。

もう少し大きいお子さんなら、テントの中でゲームとかもできるかも?

フェスはお子さんにとっては慣れない環境になるので、落ち着けるスペースとしてもテントは大活躍します。

子連れ参戦なら、荷物が多いのでアウトドアワゴンで荷物を運ぶのもアリ◎

アウトドアワゴンで荷物を運ぶようす

まとめ|適度にテントで休憩しながらフェスを楽しもう!

いかがでしたか?この記事ではフェスにテント(サンシェードテント)を持っていく理由を紹介しました。

フェスにテントを持っていく理由 5つ
  1. 休憩場所の確保
  2. 飲食スペースの確保
  3. 小雨が降ってきたときの雨宿り用
  4. 荷物置き場として
  5. 着替え場所として

フェスによってはテントの持ち込みが禁止されている場合もあるので、必ずフェスの公式ホームページでテントの持ち込みがOKか確認しましょう。

フェスは長時間開催されますし、天気もさまざまです。

特に晴れていて日差しが強いときや小雨が降っているときにもテントは大活躍します。

テントはかさばるため、持っていくのが大変と思うかもしれませんが、最後まで体力温存しつつフェスを楽しむためには、大切な持ち物になります。

フェスを楽しく過ごせるといいですね。