音楽フェスでリュック背負ったままはダメ？邪魔？解決方法をフェス歴10年以上の筆者が解説

音楽フェスに行くとなると、どんなバッグで行くのか迷うかもしれません。

「フェスにリュックで行くと邪魔になる…」なんて聞いたことがあるかもしれません。

しかし、両手が空くので荷物を持ったりするときには便利で、リュックはフェスにぴったりのアイテムとも言えます。

この記事では、フェス歴10年以上で、全国各地のフェスに参戦してきた筆者が、
・フェスにリュックを持って行く時の注意点
・フェスでリュックが邪魔にならないための解決法
を紹介します。

フェスにリュックを持って行くか迷っている人にはオススメの記事です。

結論｜リュックが邪魔になるかはフェスの規模や見る場所による

フェスでご飯を買ったり、トイレに行ったり、物販を買うときにはリュックは両手が空くのでとても便利。

わたしもフェスには必ずリュックで行っていますし、フェスでの欠かせないアイテムとも言えます。

フェスでリュックが邪魔になるかどうかは
・フェスの規模
・ライブを見る場所
・アーティストのジャンル
・リュックの大きさ
などによります。

実際にどんなシーンでリュックが邪魔と感じるのでしょうか？確認してみましょう。

１つ目は、ステージ前方の人が密集しているところでライブを見るとき。

”フェス”と一言で言ってもさまざまな場所・規模・ジャンルがあるので、一概には言えませんが、特に有名な夏フェス（ロックインジャパン、フジロック）は通路やステージ前方はかなり混雑します。

わたしが毎年行っているアラバキロックフェスでは、こんなに通路が密集することも。

人気のバンドならステージ前方だけでなく、後方も人がぎゅうぎゅうなことも。

この人混みでリュックを持っていると、
・周りの人にリュックが引っ掛かり迷惑になる（自分も思うように動けない）
・万が一盗難されても気づかない
などの注意点があります。

２つ目は、あまりにも大きいリュックを背負っているとき。

ちなみにわたしはキャンプができるフェスでは、↓こんなに大きい（45L-60L）リュックで行きます。

こんな大きいリュックを持って、ステージの前の方でライブを見ていたら、言わずもがな周りの人の迷惑になります。

（というか体力的にもずっと持っているのは無理w）

まずは、フェスの規模やライブを見る場所によって、リュックが邪魔になることもあると覚えて置きましょう。

フェスの基本｜リュックは持ち運ばないのがオススメ

フェスの荷物の基本を確認しておきましょう。

わたしは今まで何十回もフェスに参戦してきましたが、フェスでは
・メインバッグ（リュックなど）：持ち運ばない
・サブバッグ（ボディバッグなど）：常に持ち運ぶ
の２つ持ちがオススメです。

貴重品（財布・スマホなど）が入ったサブバッグだけ常に持ち運び、着替えや雨具が入ったリュックは持ち歩かないのがオススメです。

すべての荷物を入れたリュックを常に持ち運ぶと、肩が凝ったり、疲れてしまうかもしれません。

フェスは長時間屋外で開催されることも多いので、体力の温存も大切です。

わたしが毎年参戦しているアラバキロックフェスでは、リュックは拠点（自分で持っていたテント）の中に常に置いています。

サブバッグだけ持ち歩き、寒くなったらリュックに上着を取りに行ったり、雨が降りそうなら雨具を取りに行ったりしています。

サブバッグだけだとかなり身軽に動けますし、荷物を気にすることなくライブを楽しめます。

フェスによっては、テントの設営が禁止されている場合もあるので、フェスの公式HPを必ず確認しましょう。

フェスにオススメなリュックとボディバッグ・ショルダーバッグは次の記事で紹介しています。

・サブバッグを選ぶ３つのポイントとオススメのバッグ１５選
・予算別おすすめリュック11選とリュックを選ぶ４つのポイント

解決法｜フェス中にリュックはどうする？

拠点（テント）にリュックを置く方法以外にも、フェス中にリュックをどうするのか解決法とそれぞれのメリット・デメリットを紹介します。

次の３つの方法がベターだと思います。

▼フェス中にリュックをどうするか解決法（画像クリックで拡大）

それぞれ詳しくみてみましょう。

拠点（テント・シートなど）に置いておく

フェス初心者の方は荷物をテントやシートに置きっぱなしにすると聞くと、ビックリするかもしれませんね。

テントやシート持ち込みOKのフェスなら、わたしは毎回この方法です。

リュックは自分のテントやシートに置きっぱなしで、必要なときに必要なものを取りに行きます。

例えば、
・夕方肌寒くなったら、上着を取りに行く
・雨が降りそうなら、レインウェアを取りに行く　など。

小さいボディバッグ１つで動けるので、ライブも身軽に楽しめるし、肩こりなどの身体への負担も軽減できます。

しかし、フェスによってはテントやシートの持ち込みが禁止の場合もあるので、必ずフェスの公式HPを確認しましょう。

また、荷物を置きっぱなしにするため、盗難の可能性もあります。

わたし自身は荷物が盗まれた経験はありませんが、たま〜に聞くので注意が必要です。

↓シートに荷物を置いているようす

必ず貴重品は持ち歩くのが大鉄則。

クロークやロッカーに預ける

規模が大きめのフェスではだいたいクロークやロッカーがあります。

クロークやロッカーに預ける場合でも、ライブは必要最低限のボディバッグだけで見れるので身軽です。

しかし、荷物の出し入れのときに並ばないといけなかったりして、時間がロスする場合もあります。

見たいアーティストがたくさんある場合やステージ間が遠い場合は、時間に余裕を持つことが大切です◎

リュックを背負っても邪魔にならない場所で見る

リュックを背負ったままライブを楽しみたい場合は、どこで見るかの場所が大切。

人が密集しているステージ前方では、他の人にリュックがぶつかり迷惑がかかってしまうかもしれません。

フェスによってはステージの後方や横には人がまばらな場合もあるので、空いている場所を探してライブを楽しむのもアリです◎

リュックは背中に背負うこともあり、人が密集している場所では盗難の可能性もあります。

しかし、フェスは長時間にわたって開催されますし、着替えや雨具などが入ったリュックを１日中持っていると、思っている以上に疲れます。

わたしはフェスでペットボトルが入ったボディバッグを１日肩から下げて、
・ステージ間を移動したり、
・ライブ中ジャンプしたり、
・帰りに駐車場まで歩いたり、、、
というだけでも夜には肩が痛くなっています。

・たくさんアーティストを見たかったり
・いろんなステージを見て回ったり
したい場合は、やっぱりリュックはどこかに置いておくかクロークやロッカーに預けるのが良いと思います。

まとめ｜リュックは置くor預けて身軽に楽しむのが◎

いかがでしたか？

この記事ではフェス歴10年以上の筆者が、実際にフェスでリュックをどこに置いているのか、どうすれば邪魔にならないのかを紹介しました。

リュックを常に持ち歩いてライブを見たい場合には、
・人が密集しているところで、自分のリュックが他の人に引っ掛かる場合がある
・荷物が邪魔で自分が身軽に動けないかもしれない
・密集しているところでは盗難のリスクあり
・最小限、最低限の荷物で小さめリュックが○

などマナーにも気を付ける必要があります。

みんなが周りの人のことを思いやり、楽しいフェスの思い出ができるといいですね。