
東北の春フェスといえばARABAKI ROCK FESTですよね。
2023年は4月29、30日の2日間の開催が決定しています。今からワクワクが止まりませんね!!!
新型コロナウイルスの影響で2020年2021年が中止になったこともあり、久々にアラバキに参戦する人や初参戦する人も多いのではないでしょうか。
「どんな服装で行けばいいの?」「なにに気を付けて服装選びをすればいいの?」と服装選びに悩みますよね。
アラバキは野外で行われる音楽フェスで、開催は4月下旬ですので、夜は気温が一気に下がります。
また、2022年のアラバキでは雨&まさかの雪が降りました。
アラバキでは雨対策&防寒対策が必須です。
服装選びを間違えると、寒さに凍えながらフェスを楽しめなくなってしまうので注意が必要です。
ちなみにわたしのアラバキ初参戦は伝説の「田植えフェス」と呼ばれたどしゃぶりの年で、完全に服装選びを間違えてしまい、全身ずぶ濡れ&身体の冷えで少し苦い思い出になっています。
そんな失敗をしないためにも、12年連続アラバキに参戦しているアラバキ大好きな私が快適に過ごせるような服装を紹介します。
実際に毎年愛用している服を含めて紹介するので参考にしてくださいね。
- 防寒対策のマストアイテム
- 雨対策のマストアイテム
- 失敗しない服装を選ぶポイント
- 実際にアラバキで愛用しているアイテム
目次
【アラバキ】失敗しない服装/気をつけるべき2つのポイント
【防寒対策】朝晩も快適に過ごせるように、アウターは必須。
アラバキが開催されるのは4月の東北。
しかも開催場所であるみちのく湖畔公園は山が近く、朝晩の気温差が大きいです。
日中は気温が一気に上がり半袖1枚で過ごしていたのに、朝晩は気温が10度以下まで下がりダウンジャケットを着ることも。
2022年のアラバキは寒さが異常で最低気温が1度でした。

夜は毎年息が白くなる寒さです。ダウンジャケットやフリース、厚手のパーカーなどでしっかり防寒対策をしましょう。
アラバキ公式HPでも防寒対策については、注意事項が記載されています。
開催は初春であるため、夜は気温が10度以下になる場合もあります。風も強いため、体感温度はさらに低くなります。
ジャンパー等かなり厚手のものを用意してください。長時間にわたるフェスティバルです。無理せずゆとりをもって参加してください。
ARABAKI ROCK FEST.22公式ホームページより
アラバキに初参戦する友達にダウンジャケットを必ず持ってくるように言っていますが、友達から「ダウンジャケットなんていらないと思ってたけど、本当に持っていって良かった」と皆口を揃えて言ってくれます。
特に女性は寒がりの方が多いので、荷物は少し増えてしまいますが夜までアラバキを楽しむためにもインナーダウンやフリースなど防寒着は多めに持っていくことをおすすめします。
防寒対策におすすめのアイテム① インナーダウン
音楽フェスは移動距離が長く荷物をできるだけ少なくしたいので、コンパクトで保温力がある「インナーダウン」がおすすめ。
エリなしのものならフリースやパーカーの中に着ることもできます。
アウトドアブランドのインナーダウンは保温力は間違いないですが、10,000円以上するものがほとんどです。
ユニクロや無印良品のインナーダウンはアウトドアブランドよりもお値打ち価格です。
ちなみに私が愛用しているのは、無印良品のインナーダウン。中わたは90%ダウンで約5,000円で、普段使いでも愛用しています。コンパクトに収納もできるようになっています。
アウトドアブランドのインナーダウンで比較的お手頃価格で買えるのは、モンベルですかね。
「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」は値段も10,000円弱でアウトドアでは定番の商品。アウトドアから旅行などまで幅広く使えます。
Amazonや楽天では3,000円程の低価格のインナーダウンも販売されています。
防寒対策におすすめのアイテム② フリースやパーカーなど
アラバキは日没後から少しずつ肌寒くなってくるので、さっと羽織れるようにフリースや厚手のパーカーなど便利です。
フリースはアウトドアブランドのものだと薄手で保温力があるものも多いですが、普段使っているものでも◎
CHUMSはフェスでも着たくなる可愛いデザインですね。
防寒対策におすすめのアイテム③ ラップスカートやひざかけ(女性用)
冷えで特に気になるのは下半身。ラップスカートは腰に巻くだけなので、着替える場所がない野外フェスでもおすすめ。
ひざかけを腰に巻いている人も見かけます。
アラバキの開場までの時間はいつもイスに座りながらお酒を飲んで待ち時間を楽しんでいますが(笑)寒いのでこの時間から膝掛け使用。

【雨対策】雨でも1日外で過ごせるような服装を。

アラバキでは傘を差すことはできないので、雨具が必須になります。
会場内での、日傘・雨傘を含む、一切の傘類の使用を禁止致します。悪天候時は防水効果の高いかっぱ等、着用できる雨具をご利用ください。
晴れている日でも天候の変化に備え、雨具の用意をお願い致します。長時間雨に打たれると体温が奪われます。
ARABAKI ROCK FEST.23公式ホームページより
そしてアラバキは残念ながら結構雨が降ることが多いです。2日間のうちたいがいどこかでは雨が降るほど。
天気予報で雨マークがなくても、急に一瞬降ったりするので最低限の雨対策はマストです。
ちなみに私が初参戦した10年以上前のアラバキでは2日間ほぼ雨で、雨対策をしていなかったと思われる人たちは雨に耐えられず日中からどんどん帰っていました、、、、。
私も当時は雨対策を怠ったうちの1人でした。
100均で売っているような透明なレインコートを着ていたので袖の部分から雨が入りビチャビチャ、、、。ズボンもビショ濡れで寒さに震えていました。もっとちゃんとしたレインコートを買えば良かったと反省しました。
正直雨の中で1日外で過ごすのは結構過酷かもしれません。でも雨対策をしっかりすれば、雨でもアラバキを精一杯楽しむことができます。
雨対策におすすめのアイテム① レインウェア(ゴアテックス)
アラバキの公式HPでアナウンスされている通り、防水効果の高いレインウェアを持っていくことが大切です。
防水効果の高いレインウェアといえば、ゴアテックス(GORE-TEX)という素材を使ったレインウェアがおすすめ。
ゴアテックスとは防水耐久性・透湿性・防風性を兼ね揃えた素材で、アウターや靴に使われてます。
簡単に言うと、雨を防ぐ+蒸れない+防風の機能が揃ったアウトドアには最強の素材です。
気になる方は公式HPを見てみてください。
レインウェアは肌寒い時のウィンドブレーカーとしても着れるので、持っていればアラバキで必ず着るアイテムですよ。
モンベル、THE NORTH FACE、パタゴニア、コロンビアなど様々なアウトドアブランドでゴアテックスのアウターを販売しています。
価格は10,000円以上しますが、音楽フェスやキャンプ、登山、タウンユースなどさまざまな場面で使えるので、1枚持っていると便利です。
最近スポーツブランドのMIZUNOでゴアテックスのレインウェアが販売され、アウトドアブランドの中ではかなり値段が安い方です。
レインウェアは上下セットで持っていくことをおすすめします。上だけ持っていく人も多いですが、長時間外にいるとズボンの雨具もないとずぶ濡れになってしまいます。
ゴアテックスのレインウェアを上下買うとかなりの出費です。
ゴアテックスよりも性能は劣ってしまいますが、高性能でコスパの良いレインウェアは他にもあります。
アラバキを始め、さまざまな音楽フェスで使えるレインウェアを予算別でまとめました。
自分の予算に合うレインウェアを見つけてみてください。

雨対策におすすめのアイテム② ポンチョ
ポンチョはリュックやボディバックの上から着れるので、荷物も雨から守ることができます。
アラバキでは毎年Kiuが出店しており、フェスにぴったりの可愛いデザインもたくさん。
KiUのポンチョは袖あり、袖なしなどさまざまな種類が販売されています。
アラバキなどのフェスにオススメなポンチョ3選とそれぞれの特徴、選び方のポイントを紹介しています↓

ポンチョはすっぽり被るタイプなので可愛らしいですが、上下が分かれているレインウェアのほうが動きやすいです。
また、大雨の時は上下ゴアテックスのレインウェアを着ていても、雨が内側に染みてきてしまう時があります。
そうならないように、私は大雨の時に上下ゴアテックスの上にポンチョを着て、どんな雨にも耐えられるスタイルにしています。
雨対策におすすめのアイテム③ 折りたたみ長靴
アラバキ会場の地面は芝生や土がほとんどですが、雨が降ると地面はぐちゃぐちゃ。
場所によっては池のように大きな水溜りになってしまうこともあります。

※これはアラバキではなくRISING SUNというフェスで撮った写真ですが、アラバキも大雨だと同じ感じになります。
アラバキ当日は晴れているのに、前日などに雨が降った場合でも地面がぐちゃぐちゃの場合もあるので注意が必要です。
雨の程度にもよりますが、スニーカーでは靴がどろどろになってしまうので、やっぱり長靴が最強。
野外フェスの定番「野鳥の会」のレインブーツなら膝下まであるので足元が汚れることもなく、コンパクトに収納できます。長さを調整することもできるのも魅力的。
野鳥の会のレインブーツのサイズ選びやカラーバリエーション、メリット・デメリットなどを徹底レビューしています↓

ワークマンでもフェスにぴったりな防水FESTブーツという折りたたみ長靴を販売しています。価格も3,000円程度とお財布に優しい!詳細は公式HPへ。
野鳥の会のレインブーツ(Lサイズ)とワークマンの折りたたみ長靴(防水FESTブーツ)(Mサイズ)の大きさ比較をしてみました。比較対象はガス缶です。
左からガス缶→野鳥の会レインブーツ→ワークマンレインブーツとなっています。

収納時の大きさは若干野鳥の会のレインブーツの方がコンパクトでした。
長さはサイズが違うので単純な比較はできませんが、野鳥の会の方が少し長いようです。

安く抑えたい方はスニーカーのまますっぽり被せるタイプのシューズカバーもあります。アラバキでは長く歩くこともあるので、ずれたりしないか少し不安は残りますね。
【アラバキロックフェス】失敗しない服装/実際に着ている服装
私がアラバキで着ている服装はこんな感じです。
時間帯 | 服装 |
---|---|
朝 | 頭 :帽子 上 :長袖インナー+半袖Tシャツ+フリース+レインウェア 下 :レギンス+ショートパンツ 足元:厚手の靴下+スニーカー |
昼 | 頭 :帽子 上 :長袖インナー+半袖Tシャツ 下 :レギンス+ショートパンツ 足元:厚手の靴下+スニーカー |
夜 | 頭 :帽子 上 :長袖インナー+半袖Tシャツ+インナーダウン+フリース+レインウェア 下 :レギンス+ショートパンツ+長ズボンorレインウェア 足元:厚手の靴下+スニーカー |
アラバキ朝の服装/実際に着ている服装

私は例年キャンプをするので早めに会場に着き、開場時間まで待っていることが多いので朝も結構着込んでいます。晴れていればフリースは着ないこともあります。
アラバキ昼の服装/実際に着ている服装

昼間は常に動き回っているので軽装です。モッシュとかがあるバンドでは暑くてTシャツで過ごすことも。
アラバキ夜の服装/実際に着ている服装

夕方は16時頃から少しずつ冷えてきて、19時頃にはアウター全て着ている状態です。
ライブに大満足して帰ろうと思っても、なかなかすぐには帰れないのがアラバキ。
帰りの駐車場行きのシャトルバスや仙台駅行きのバスに乗るのに1時間以上も並ばないといけないこともあります。極寒で震えながら並ぶのは辛すぎるので、家に帰るまで楽しく過ごせるためにも防寒対策を万全にしておきましょう。
【アラバキロックフェス】失敗しない服装/選ぶポイント
アラバキに向けて洋服を買う人はどのようなものを選べば良いのか、紹介していきます。
帽子
日除けためと小雨が降った時のためです。帽子は1日中かぶっていることが多いです。
風が吹くことも多いため、飛ばされないように紐が付いているものが良いでしょう。
長袖インナー
登山用のベースレイヤーと言われる速乾生地のインナーがおすすめです。汗を渇いても乾きやすいので、快適に過ごせます。
値段が高いですが、登山やキャンプなど他のアウトドアの趣味でも使えますよ。
スポーツ用のインナーも比較的乾きやすい素材で、値段も登山用に比べてだいぶ安いです。
ちなみにヒートテックは汗をかいたり、雨が降って濡れると一気に冷えるので、個人的にあまりおすすめしません。
半袖Tシャツ
バンドTシャツやアラバキのオフィシャルTシャツを着ている人が多いですね!アラバキ会場で好きなバンドTシャツを買うのもありですね。
レギンス
普通のレギンスでもいいですがアラバキは移動が長く疲れも溜まるため、足への負担軽減のためにもスポーツタイツや登山用タイツがおすすめ。
ショートパンツ
私は汗びえや雨対策から、登山用のショートパンツを愛用しています。
パタゴニアの「バギーズパンツ」は水陸両用と言われており、高い撥水性のため小雨の時も安心。
登山用靴下(メリノウール)
メリノウールは、汗をかいても臭くならないし雨で濡れても冷えにくい素材。1足1,000円程度でコスパも良し。登山用品店やスポーツ用品店で購入できます。
厚手なので靴擦れにもなりにくいですよ。
靴
アラバキに履いていく靴を選ぶポイントはこちら。
- 歩きやすい靴
- 汚れてもいい靴
- 軽い靴
- 撥水機能のついた靴(できれば)
歩きやすい靴
歩きやすさが一番大事です!アラバキは会場が広く、ステージ間の移動も多く、駐車場までの移動もあるので、めちゃくちゃ歩きます!(私は2019年アラバキでは23km歩いていました。笑)

買ったばかりのスニーカーを履いていくなら、靴ずれしないようにアラバキの前に履き慣らすことが大切です。
汚れてもいい靴
アラバキの前日や当日に雨だと靴は泥まみれになるので、汚れるの覚悟でいきましょう。(アラバキで靴が泥まみれになった捨てた経験ありw)
軽い靴
たくさん歩くので軽い靴の方が楽です。登山靴を履いている人もいますが、登山靴は結構重いし、ソール(靴の底)が硬いので、登山道以外の普通の地面を長距離歩くのは意外に疲れます。
撥水機能のついた靴(できれば)
できれば撥水加工がされているものが良いでしょう。小雨でも足が冷たくなるのを防いでくれるので。撥水機能がついていなければ、事前に防水スプレーをしっかりかけておいてください。
私はコロンビアのハイキングシューズを履いています。登山靴ほど重くなく、撥水加工もされているのでアラバキで快適に過ごせています。
その他あると便利なアイテム
手袋
夜ライブを見ているとかなり冷えるので、私は毎年手袋を持っていっています。
雨の時にはマストアイテムと言ってもいいですね。防寒や防水のものがオススメです。
ネックウォーマーorマフラー
首元から冷えると辛いので、私は持参しています。ネックウォーマーならあまりかさばらず、持っていけますね。
サングラス
日射しが強いこともあるので、サングラスがあると便利です。
【アラバキロックフェス】失敗しない服装/まとめ
いかがでしたか?
アラバキで失敗しない服装のポイントを説明しました。
野外フェスは気温も天気もどうなるか正直当日までわかりません。
(前日までの情報はアラバキ公式twitterで発信してくれます)
防寒対策と雨対策がとても重要です。ものによっては高価なものもありますが、そこはお財布と相談で。
ワークマンやユニクロなど低価格でアウトドア用品を売っているものもありますので、参考にしてみては?
どんな天気でも3日間楽しめるような服装で臨みましょう。
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