アラバキ開催日が近くなると気になるのが天気。
もちろん晴れてほしいですが雨が降ることもありますし、2022年のアラバキでは雪も降りました(汗)
雨のアラバキではどんな対策をするべきか迷うかもしれません。
雨のときに持っていったほうが良いものは?
わたしはアラバキ歴10年以上で、2日間土砂降りのときや雨で地面がぬかるんだときなどを経験してきました。
そこでこの記事では、わたし自身のアラバキでの経験から雨のアラバキでも楽しむための5つのポイントやオススメ雨対策アイテムを紹介します。
実際にアラバキで愛用している雨対策アイテムも紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
この記事を読めば雨のアラバキでも怖くない!全力で楽しむためのポイントが分かります。
雨でもアラバキを楽しむポイントを伝授〜
- アラバキの雨対策5つのポイント
- オススメの雨対策アイテム
- アラバキの雨対策に関するQ&A
目次
雨でも楽しむための5つのポイントとオススメアイテム
アラバキ開催前に天気予報を見て、雨マークがあったりするとガッカリすることも。
残念ながら今までの開催状況を見ても、アラバキは結構雨が降ることが多いです。
「雨対策としてどんなものを買うべきなの?」「雨のアラバキでも快適に過ごす方法はあるの?」と思うかもしれません。
どのような雨具がいいかや荷物を濡らさないためのちょっとした工夫など、雨のアラバキを経験しないと気づかないポイントをまとめました。
- 防水効果の高い雨具は必須
- 足元と手の雨対策も忘れずに
- 荷物が濡れない工夫をする
- 雨宿りできる拠点があると最強
- キャッシュレス決済を活用して快適に
1 . 防水効果の高い雨具は必須
アラバキでは傘を差すことはできないので、雨具が必須になります。
会場内での、日傘・雨傘を含む、一切の傘類の使用を禁止致します。悪天候時は防水効果の高いかっぱ等、着用できる雨具をご利用ください。
晴れている日でも天候の変化に備え、雨具の用意をお願い致します。長時間雨に打たれると体温が奪われます。
ARABAKI ROCK FEST.23公式ホームページより
普段の生活では長時間雨に打たれることはあまりないので、フェスで雨が降るとどんな感じなのか想像つかないかもしれません。
公式ホームページにある注意のとおりで、長時間雨に打たれると想像以上に体温を奪われます。
わたし自身もアラバキで長時間の雨でレインウェアから雨がしみてきて洋服が濡れ、体温を奪われ、ブルブル震えるようなこともありました。
雨でも快適に過ごすためには洋服を濡らさないことが大切!そのためには防水効果の高い雨具が必須です。
長時間の雨に耐えられる防水効果の高いオススメの雨具を紹介します。
オススメアイテム① レインウェア(ゴアテックス)
レインウェアは雨対策としても、肌寒いときの防寒着としても着れるので、アラバキでのマストアイテムと言えます。
レインウェアを選ぶときのポイントは次の2つ!
1つ目は、GORE-TEX(ゴアテックス)はフェスに最強!(値段は高い)
防水効果の高いレインウェアといえば、ゴアテックス(GORE-TEX)という素材を使ったレインウェアがオススメです。
アウトドア好きの方は一度は聞いたことのある名前かもしれません。
ゴアテックスとは防水耐久性・透湿性・防風性を兼ね揃えた素材で、アウターや靴に使われてます。
簡単に言うと、雨を防ぐ+蒸れない+防風の機能が揃ったアウトドアには最強の素材です。
気になる方は公式HPを見てみてください。
ゴアテックス素材のレインウェアは「GORE-TEX」と印字されており、商品を見るとゴアテックスかどうかはすぐわかるようになっています。
モンベル、THE NORTH FACE、パタゴニア、コロンビアなど様々なアウトドアブランドでゴアテックスのアウターを販売しています。
わたしはモンベルのストームクルーザーというレインウェアを愛用していて、耐水圧は50,000mm以上と防水効果はバッチリ!
しかし、ジャケットだけで3万円以上で、アラバキのためだけに買うのはあまり高すぎるかも。
THE NORTH FACEのゴアテックスのレインウェアも人気ですね。
ゴアテックスのレインウェアはキャンプ、登山などアウトドアや通勤時などのタウンユースでも使えます。
スポーツブランドのMIZUNOでゴアテックスのレインウェアは、アウトドアブランドの中ではかなり値段が安いほう。
2つ目はレインウェアは上下セットで持っていくこと。
上だけ着る人も多いですが、長時間外にいるとズボンの雨具もないとずぶ濡れになってしまいます。
ゴアテックスのレインウェアはアラバキで間違いなしの高性能ですが、値段が高いのも事実、、、。
もっと安くて高性能なレインウェアを探している方向けに、フェスで使える高性能なレインウェアを予算別にまとめています↓
オススメアイテム② ポンチョ
ポンチョはリュックやボディバックの上から着れるので、荷物も雨から守ることができます。
また、着脱が楽なので急な雨にも安心です。
KiUはアウトドア用のレインウェアやポンチョなどを販売しているブランドで、毎年アラバキに出店しています。
フェスにぴったりの可愛いデザインもたくさんあるので、どのデザインを買おうか迷ってしまいますね。
KiUの定番の「レインポンチョ」は袖口が広くなっており、ライブで腕を上げると袖口から雨が入ってくることがあるので注意が必要です。
袖付きポンチョ「ニュースタンダードレインポンチョ」なら袖口から雨が入ってくることもありませんね。
KiUのポンチョは袖ありや袖なしなどさまざまな種類が販売されていて、どれを買えばいいの?と悩むかもしれません。
KiUのポンチョの選び方は?
フェスにオススメのポンチョ3選とそれぞれの特徴、選び方のポイントを紹介↓
大雨のときは雨具2枚重ねが最強
ゴアテックスのレインウェアは防水機能が高く、野外フェスにはマストアイテムと言えます。
しかし土砂降りの雨が降ったときや1日中雨が降り続くときは内側が濡れていると感じることもあります。
実際には雨が内側にしみてきて濡れているのか、袖口や襟元から雨が入って濡れたと感じるのかはわかりませんが、冷たく感じます。
そんなときはレインウェアの上にポンチョを着るレインウェア+ポンチョの2枚重ねが最強です。
2022年のアラバキでは初日と3日目はほぼ1日中雨でしたが、レインウェア+ポンチョの2枚重ねで雨の中でも快適に過ごすことができました。
レインウェア
↓
ボディバッグ
↓
ポンチョ
の順番で着れば、洋服もバッグも濡れることなく快適に過ごせます♪
レインウェアは身体にフィットしますし、ポンチョはゆったり着れるので2枚重ねで着てもゴワゴワすることなく快適に過ごすことができます。
2 . 足元と手の雨対策も忘れずに
アラバキ会場の地面は芝生や土がほとんどですが、雨が降ると地面はかなりぬかるみます。
2022年のアラバキでは1日目と3日目が雨で、くるぶしくらいまでぬかるみにはまることもあり長靴が必須の状態でした。
アラバキ当日は晴れていても、前日などに雨が降ると地面がぬかるむ場合があるので注意が必要です。
また、アラバキでは「レインウェアと長靴で雨対策バッチリ!」と思っても意外に雨対策を忘れがちなのが手!
気温が低くなり、長時間雨に打たれると手は赤みを帯びてかじかんできます。
2022年のアラバキでも手が真っ赤になっている方をたくさん見かけて寒そうでした。
アラバキの雨対策では足元と手の雨対策も忘れないようにしましょう!
オススメアイテム① 長靴
アラバキではくるぶしくらいまで泥にはまることがあったり、泥はねなどもあるため、膝下まである長靴がオススメです。
野外フェスで長靴と言えば「野鳥の会」のレインブーツ!
2022年のアラバキでも野鳥の会のレインブーツを履いている人を何人見かけたことか、、、、。
野外フェスで大人気なのには理由があります。
- コンパクトに収納できる
- 膝下まであるので、ぬかるみが酷くても足元の汚れを防げる
- 足にフィットするので、雨が入りづらい
- 長さを調整できる
まさにフェスにはピッタリの長靴です。
ネイチャーカラーが多いのも良いですよね。
長靴は長時間歩くと足が疲れるというデメリットがありますが、野鳥の会のレインブーツ専用のインソールも発売されています。
インソールはクッション性があるため、疲労感を軽減してくれますよ。
冷え性で足元が冷えやすい場合には、あたたかいインソールもあります。
野鳥の会のレインブーツのサイズ選びやカラーバリエーション、メリット・デメリットなどを徹底レビューしています↓
オススメアイテム② シューズカバー
安く抑えたい方はスニーカーのまますっぽり被せるタイプのシューズカバーもあります。
アラバキでは長く歩くこともあるので、ずれたりしないか少し不安は残りますね。
オススメアイテム③ 手袋
コスパが良く、防寒対策にも雨対策にも使えるテムレスという手袋がオススメです。
冬場であればホームセンターなどでも手に入れることができます。
わたしは2022年のアラバキで雨対策として完璧!という自信を持ってテムレスつけていました。
しかし、テムレスは腕周りが広がっていて、そこから雨が入ってきてレインウェアと下に着ていたフリースまで濡れてしまいました。
袖口をきゅっと縛れるカフ付きの手袋の方が良さそうです。
3 . 荷物が濡れないように工夫する
開場待ちのときやアーティストのライブを見ているときに雨で自分の荷物が濡れないように工夫をすることも必要です。
着替えが濡れたら着られなくなりますし、お財布なども濡れたら大変です。
わたしが実践したことのある4つの荷物を濡らさないコツです。
コスパの良い対策ばかりなので、実践の価値あり♪
- 濡らしたくないものはジップロックに入れる(小物など)
- 着替えなど大物は防水バッグに入れる
- リュックの中に大きめのビニール袋を入れる
- リュックカバーを利用する
1日中雨が予想される場合は、何重にも雨対策をすることが重要です。
2022年のアラバキではわたしは①、③、④を実践しました。
防水バッグがリュックの中に入らないため、②は断念しました。
小物をジップロックに入れる
+リュックの中にビニール袋を入れる
+リュックカバーの3重の防水対策で荷物が全く濡れませんでしたよ。
①濡らしたくないものはジップロックに入れる(小物など)
ポケットティッシュや財布など濡らしたくない小物はすべてジップロックにいれて、リュックやカバンに入れておくと良いですよ。
2022年アラバキでは、ポケットティッシュをいくつかジップロックに入れて持って行きました。(寒いと鼻水が出るタイプなので)
②着替えなど大物は防水バッグに入れる
着替えや防寒着などが雨に濡れたら大変です。
特にダウンジャケットは一度濡れると保温性が損なわれてしまうので、注意が必要です。
防水バッグに入れてからリュックなどに入れておけば濡れることはないので、移動中も安心ですね。
防水バッグに入れるとかさばってしまうのがデメリットですね。
③リュックの中に大きめのビニール袋を入れる
リュックの中に大きめのビニール袋を入れ、その中に荷物を入れるようにしています。
ビニール袋の口は輪ゴムでしばってします。
大きめのビニール袋(20L、45Lなど)は帰りに濡れたものを入れる際にも使えるため、多めに持っていくと便利ですよ。
2022年のアラバキでは身につけているものがすべて濡れたため、雨具やリュックなどを濡れたものをそれぞれ大きめのビニール袋に入れてから車に積みました。
④リュックカバーを利用する
リュックカバーをつけると移動中や待ち時間に雨が降っても荷物が濡れなくなります。
リュック全体をすっぽりと覆うことができるので、荷物が濡れる心配も少なくなりますよ。
4 . 雨宿りできる拠点があると最強
アラバキ会場に雨宿りをできる場所はほとんどありません。
会場内の東屋や休憩所の軒下には雨宿りしたい人がかなり集中します。
雨のときこそキャンプ組は最強です(雨の中テントを設営&撤収するのは大変ですが)
好きなときにテントの中に入り、雨に濡れることなくゆっくり休憩することができます。
まさにテントの中がオアシスのように感じます!!!
わたしは2022年アラバキでもテントを張り、テントの中で休憩したりお昼寝したりしていました。
体力をガッツリ回復できますし、フェス飯もゆっくりテントの中で食べることができます。
日帰り参戦で設営する方が多いサンシェードテントは、大雨のときには雨がしみてくる場合もあるので注意が必要です。
雨の時にはサンシェードテントではなく、キャンプ用のテント(できれば耐圧水が高いもの)がオススメです。
わたしはSnowPeakのアメニティドームMを愛用しています。
アラバキに日帰り参戦する場合でもテントを設営することができます。
テントの大きさや種類によって設営できる場所が違うため、事前に確認しておきましょう。
5 . キャッシュレス決済をフル活用して快適に
2022年のアラバキから、飲食ブースや物販などでキャッシュレス決済が利用できるようになりました。
雨のアラバキでキャッシュレス決済が便利すぎて、わたしは2022年のアラバキで一度も現金決済していない気がします(笑)
雨のアラバキで意外に活躍したのがApple Watch!
雨の降る中、バッグからお金を出して、お釣りをもらって、、、、というのはめんどくさいし、その間にお札とかも濡れちゃうんですよね。
わたしは全てApple WatchでQUIC PAY決済をしていますが、いちいち財布を出すことなく、そのままピッとお金を支払えるし、お釣りもないのでかなり快適でした。
雨でよりキャッシュレス決済の便利さを感じました。
同行者とも、「こんなにApple Watchを買って良かったと思うことはないね」と盛り上がりました。
スマホでキャッシュレス決済をするのも、現金よりは楽ですよね。
アラバキの雨対策でよくある質問
アラバキの雨対策について、疑問に思う点やわたしが実際にアラバキ初心者の友達に聞かれたことなどを個人的な経験をもとに回答します。
Q.レインウェアとポンチョは両方必要?
大雨のときや1日中雨が降るときはレインウェア+ポンチョの2枚重ねにすると、防水性がアップし、雨が内側にしみこみにくくなります。
小雨のときや短時間しか雨が降らないときは、レインウェアかポンチョのどちらかで大丈夫です。
ただし、どのくらい雨が降るかやどのくらいの時間雨が降るかは当日になってみないとわからないため、両方持っていると安心です。
Q.晴れのときも雨対策アイテムは持っていくべき?
わたしはどんな天気予報であっても、必ずレインウェアは持っていきます。
レインウェアは肌寒いときや風が吹いているときにも使え、例年朝はレインウェアを着ているほどです。
天気予報別わたしの持ち物を紹介します。
- 天気予報で”快晴”→レインウェアだけ持っていき、ポンチョと長靴は持っていかない
- 天気予報で”くもり”→レインウェアは持っていく。ポンチョ、長靴は降水確率による
- 天気予報で”晴れ”(でも前日雨)→地面がぬかるんでいることがあるため、長靴はマストです。
Q.雨対策アイテムの買うべき優先順位は?
予算的に雨対策アイテムを3つそろえるのは難しいという場合もありますよね。
個人的な優先順位は
- レインウェア(上下)
- 長靴
- ポンチョ
ですが、リーズナブルなものでも良いので、3つのアイテムをそろえるのが雨のアラバキでも楽しむためのポイントです。
まとめ:防水効果の高いアイテムで雨でも快適に!
雨対策として必要なアイテムや雨でも楽しむためのポイントを紹介しました。
- 防水効果の高い雨具は必須
- 足元と手の雨対策も忘れずに
- 荷物が濡れない工夫をする
- 雨宿りできる拠点があると最強
- キャッシュレス決済を活用して快適に
アラバキで雨が降っても楽しめそうな気がしてきませんか?
天気予報は直前で変わることもあるため、直前で焦らなくてもいいように雨対策アイテムは余裕を持って準備しておきたいですよね。
雨でも事前に知っていれば快適に過ごせることもたくさんあるので、「雨でアラバキを楽しめなかった」とならないように、しっかり準備をしてアラバキに備えましょう。