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オハラ☆ブレイク’21秋miniにキャンプ参戦/エリアごとに完全レポート!

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2021年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、残念ながら多くの音楽フェスが開催中止となってしまいましたね。

そんななか、オハラ☆ブレイクは感染拡大防止のために500人限定という人数制限をして開催されました。

オハラ☆ブレイクは音楽だけでなくアートも楽しめるゆるい雰囲気でキャンプもできるフェスというイメージだったので、何年も前から行きたいと思っていましたがなかなかタイミングが合わず、、、。

今回は念願の初参戦で2日間キャンプをしました。

音楽フェスのイメージは会場までの道路が渋滞する、駐車場から会場までの道のりが遠いなど、楽しいけどとにかく疲れそうと思うかもしれません。

しかし、2021年のオハラ☆ブレイクは人数制限をしていたため、混雑を感じることなくゆっくりまったり音楽を楽しむことができました。さらにキャンプもできるなんてまさにいいとこどりのフェス

音楽だけでなく、会場内にはたくさん絵が飾ってあったり、ライブペインティングを見ることができたり、耳だけでなく目でも楽しめるフェスだなと感じました。

会場も他の音楽フェスと比べてコンパクトなので、お子さん連れなど幅広い年齢層で楽しめるフェスだと感じました。

この記事では2021年のオハラ☆ブレイク’21秋miniに実際に参戦してみた感想や会場の雰囲気などをレポートしていきます。

規模を縮小しての開催だったため、例年とは違うところもあるかもしれませんのでご了承ください。

オハラ☆ブレイク’21秋mini まとめ
  • 500人限定だったため混雑していなく、ゆっくりまったりと過ごせた
  • ステージまでの距離がかなり近く、プレミア感満載
  • キャンプ飯を作る時間もあり、キャンプも全力で楽しめる

オハラ☆ブレイクとは?「大人の文化祭」がコンセプトのフェス

オハラ☆ブレイクとは毎年10月に福島県猪苗代湖畔で開催されるキャンプインの音楽&アートフェスティバルです。

東北最大級の音楽フェス「ARABAKI ROCK FEST」の企画制作を行う「ARABAKI PROJECT/GIP」が中心となり、スローライフを大切に「大人の文化祭」を目指したお祭りをコンセプトに開催されています。

音楽だけでなく、美術、写真、小説など様々なジャンルで活躍するアーティストが参加するため、会場では音楽だけでなく、絵などさまざまなアートの展示も楽しめますよ。

2015年から毎年開催されており当初は夏に開催されていましたが、2021年から秋開催に変更になりました。秋は気温も涼しくキャンプをするにもピッタリの季節ですね。

ちなみに2022年は10月8日(金)、9日(土)、10日(日)の開催が決定しています。

オハラ☆ブレイクというイベントタイトルの由来は次のようですね。

オハラ=「小原庄助」+ブレイク=「休息」=オハラ☆ブレイク

猪苗代町のある会津地方では馴染みの深い民謡「会津磐梯山」の中で登場する人物「小原庄助」は、「朝寝、朝酒、朝湯が大好きで身上を潰した」と唄われていますが、実は、小原庄助の生き様は、福島県会津地方が誇るべきスローライフの原点なのではないか、と思うのです。

何かと余裕がなく忙しい日本において、気ままに生きた小原庄助さんの休息のような、究極のピースな空間創りを目指しています。

オハラ☆ブレイク公式ホームページより

オハラ☆ブレイク’21 秋mini/会場内の様子

オハラ☆ブレイクは、天神浜オートキャンプ場というキャンプ場で開催されています。

そのため、他の大規模な音楽フェスに比べて会場がコンパクトなサイズで、会場内の移動にあまり時間がかかりません。

キャンプサイトからステージまでも徒歩数分で着くので、気軽に移動できるのが嬉しいポイントです。

オハラ☆ブレイクの駐車場やステージ、フードエリアなど会場内の様子を紹介します。

オハラ☆ブレイク’21秋mini 公式ホームページより

駐車場の様子

2021年のオハラ☆ブレイクでは

  • 場内駐車券
  • オートキャンプ専用駐車券

の2種類の駐車券が販売されていました。

わたしはオートキャンプ(車を横付けして車の隣でキャンプをする)ではなく、普通のキャンプをしたため「2日通し場内駐車券」を購入しました。

多くのフェスは会場から離れたところに車を停め、そこからシャトルバスに乗ったり、長い距離を歩かないといけませんよね。

しかし、オハラ☆ブレイクの場内駐車場は会場のすぐ隣にあるため、駐車場からキャンプサイトまで徒歩数分とかなり近く、他のフェスに比べて荷物を運ぶのがかなり楽です。

駐車場は舗装されていない草地の地面になっています。

キャンプをしたいけど荷物を運ぶのが大変で嫌だなあと思う場合は、「オートキャンプ専用駐車場」の購入を検討してみてください。

オートキャンプならテントサイトの横に車を停めることができるので、荷物を運ぶ必要がありません。

会場までの道路や駐車場に入るまでの道路も渋滞することなく、スムーズに駐車できました。

キャンプサイトまでは舗装されていない場所を移動するので、キャンプをする場合はアウトドアワゴンを使って荷物を運ぶのがオススメです。

わたしはアウトドアワゴンでは定番のコールマンのものを使っています。タイヤが大きく、舗装されていない地面でもスイスイ進んでくれるので重宝しています。

場内駐車券やオートキャンプ専用駐車券は売り切れる可能性があるので、早めにゲットしておくことがオススメ!

キャンプサイトの様子

車を横付けできる「オートキャンプ場」と車を場内駐車場に停める「キャンプサイト」があります。

オートキャンプ場とキャンプサイトではテントを張れる場所が分かれているため、間違えないように注意しましょう。

今回わたしは普通のキャンプサイトにテントを張りました。

多くのキャンプができるフェスではテントを設営する場所が限られているため、テントを設営する場所を探すのが大変だったり、隣のテントとの距離がかなり近かったりするのですが、人数制限の影響もありテントサイトはかなりスペースに余裕がありました。

隣のテントとの距離も遠く、ゆったりと過ごすことができました。

設営時にかなり風が強く、タープを設営するのは大変でしたが、、、。

フードエリアの様子

もちろん出店もあります!2021年は入場人数を制限しているためなのか出店店舗は5店舗でした。

会津の炭火焼きの鶏肉を食べましたが、とっても美味しかった〜!おつまみに最高でした。

福島県のローカルフードや名産品もたくさん販売されているので、フェス飯も楽しみの1つですよね。

ちなみに例年は20店舗以上出店されているようです。

マーケットエリアの様子

雑貨や洋服などを販売している出店がいくつかありました。フェスにぴったりな華やかのデザインのものも多く販売されていました。

移動本屋の「ペンギン文庫」では、車内がまるで本屋さんのよう。

ここで買った本を読みながら、まったりとフェスを楽しむのもいいですね。

ロッジエリアの様子

ロッジエリアでは、ロッジ(コテージのような宿泊可能な小さな建物)を利用して、アーティストが自分の作品を展示したり、販売したりしています。

オハラ☆ブレイクの公式ホームページのアーティストのページには、音楽アーティストの他に「美術」アーティストが紹介されていて、わたしも正直オハラ☆ブレイクに行くまでは美術アーティストの方がフェスで何をするのかわかりませんでした。

ライブペインティング(その場で絵を書く)をしている方がいたり、アーティストが書いた作品が飾ってあったりしていました。

ステージの様子

例年のオハラ☆ブレイクはステージが3つあるようですが、2021年は「猪苗代野外音楽堂」の1つのステージのみでした。

足元に目印がついており、観客同士のソーシャルディスタンスが保つ工夫がされていました。

ステージまでの距離がかなり近く、こんなに近くでライブを見れることはなかなかないですよね。贅沢でした。

アーティストごとの待ち時間はイスに座って待つ人やシートに座って待つ人が多く、体力を温存しながら楽しむことができます。

ステージ後方では、イスに座ってライブを見ている方が多かったです。

トイレの様子

会場の真ん中あたりにトイレが1箇所ありました。

男女兼用の仮設トイレが3基、女子専用のトイレが3基ありました。

フェスというとトイレ行列があり数十分待たなければいけないこともありますが、オハラ☆ブレイクではトイレ待ちをしている人は数人でそこまで待つことはありませんでした。

よくフェスである「簡易水洗式トイレ」で、ペダルを踏んで水を流すタイプのものです。

トイレの隣に水場もありました。キャンプサイトからも比較的近い場所にあるので、食材を洗う時などに助かりました。

キャンプ飯の様子

普段音楽フェスでキャンプをすると、アーティストのライブを見ることやステージ間の移動でバタバタしてしまい、キャンプ飯を作らず出店が買うことがほとんどです。

2021年のオハラブレイクはステージも1つしかなく、結構時間がありそうだったので、キャンプ飯も作りました。

まずはジンギスカン!ビールが止まりません(笑)

野菜は家で切ってジップロックに入れていくと、キャンプ場では炒めるだけなのでかなり時短です。

次はおでん!

大根や卵に味が染みるのに時間がかかるので、家で下茹でしておき、タッパーに入れて持っていきました。

少し煮れば完成するので、かなり楽ですよ。

チャルメラの宮崎辛麺も作りました!めっちゃ辛いけどめっちゃ美味しい!!

フェスを楽しみながら、キャンプ飯を作れるなんて本当に楽しすぎるっ!

キャンプ飯を楽しむのもあり!時短のために家で下準備をしておくのもオススメ!

オハラ☆ブレイク’21 秋mini 見たアーティスト

1日目 10月2日(土)

GLIM SPANKY(Acoustic set)

アーティスト名を聞いたことはありましたが、今まで見たことがなく、ライブ前に予習しているうちにかなりハマったので、ライブをかなり楽しみにしていました。

アコースティックバージョンだったので、バックバンドはいなく2人での演奏でした。

Voの松尾さんのハスキーで伸びのある歌声がめちゃくちゃカッコいい!

GLIM SPANKYは「風」という言葉がつく曲名が多く、曲名の通り気持ちいい風が吹く中、猪苗代湖という壮大なロケーションで聞くGLIM SPANKYは最高でした。

やっぱり野外で聞く音楽は格別ですね。

これは是非ワンマンライブも行きたい!オハラ☆ブレイクが終わった後もかなり聴き込んでいます。

個人的には大人になったらが好きです。

セットリスト

1.ダミーロックとブルース
2.Flower Song
3.こんな夜更けは
4.風は呼んでいる
5.吹き抜く風のように
6.話をしよう
7.大人になったら

GLIM SPANKY – 「大人になったら」

TAKUMA(10-FEET)

ロックバンド10-FEETのボーカルギターのTAKUMAがソロで出演。

アコギ1本での弾き語りでした。

10-FEETのライブは何度も見たことがありましたが、ソロは初だったので新鮮でした。

普段は激しくてカッコイイパフォーマンスで魅了してくれますが、ソロでは優しい歌声でいつもとは違った雰囲気で素敵なライブでした。

京都出身の関西人なのでさすがMCも面白い!

TAKUMAさんがライブやフェスにソロ出演すること自体がほとんどなく珍しいようですね。

10-FEETの曲だったり、カバーだったり、新曲だったりいろいろな曲を聞けて大満足でした。

the LOW-ATUS

2021年9月にCDを発売したばかりだったので、かなり予習していきました。

かなりMC多めのthe LOW-ATUS。笑 もちろん定番の下ネタも。笑

10-FEETのTAKUMAさんも急遽参入したり、相変わらずユルめのライブでした。

ビール飲みながらまったり見れたら最高だろうな〜。

夕方の時間帯だったため、ステージからは猪苗代湖に沈む美しい夕日が見えたようでした。

細美さんの粋な計らいで、ライブ中に観客もステージに背を向けて綺麗な夕日を見ました。

セトリは2021年9月に発売した「旅鳥小唄」というCDの曲を演奏していました。

the LOW-ATUS「通り雨」MV

SATURDAY NIGHT SESSION

朝からテントを設営したりして疲れが溜まっていたので、少しだけ見てテントに戻り夕飯を食べていると、、、

ステージの方からBRAHMANの「今夜」が聞こえる、、、!

細美さんがゲスト急遽ゲスト出演していたようです!

気づいた私は自分のテントからステージまで猛ダッシュ(笑)

しかも運悪く雨、、、。雨具を準備する時間もなかったので、ずぶ濡れで「今夜」を楽しみました。

でも聞けて良かった〜!!!!

アナログナイト

雨が降ってしまい、天候不良によりアナログナイトは中止になりました。

2日目 10月3日(日)

ハンバートハンバート

実はオハラブレイクで一番楽しみにしていたアーティストかもしれない!

ずっと前から大好きでCDも持っているのになかなかライブを観る機会がなく、、、。

何年か前にアラバキに来た時も、その日だけ参戦できず、、、。

念願のハンバートハンバートでした。

2人のハーモニーが心地よくハモリも素晴らしい。ライブに引き込まれて、あっという間のライブでした。

好きな曲ばかりで嬉しかった〜

MCもゆるっとした雰囲気で、2人の仲の良さとか息のピッタリさが伝わってきました。

佐藤良成さんのバイオリンもめちゃくちゃカッコ良かったです。

優しい気持ちになりたい時はハンバートハンバートを聴くに限ります。

Humbert Humbert – Tora [Official Music Video]

吉井和哉

この至近距離と規模感で吉井和哉さん見れることある?って感じでした。

熱狂的なファンも多いようで、人数制限をしている中ではありますがお客さんが多かった気がします。

声が渋くてカッコいいですね。

セットリスト

1.VS
2.母いすゞ
3.LOVE & PEACE
4.TALI
5.FLOWER
6.WEEKENDER
7.Don’t Look Back In Anger [Oasis]

吉井和哉 – VS

UTAITSUGI(うたいつぎ)

演歌・歌謡曲などの日本を代表する曲を歌い継いでいきたいという思いが込められた”UTAITSUGI(うたいつぎ)”。

今回は、
菅原卓郎 (9mm Parabellum Bullet)
村松拓 (Nothing’s Carved In Stone)
内澤崇仁 (androp)
井上竜馬 (SHE’S)
の4名での演奏でした。

ライブごとに出演メンバーが変わるようですね。

各アーティストのオリジナル曲の演奏が多く、他のアーティストの曲のカバーを聴くのは貴重ですよね。

それぞれのアーティストが特徴のある声なので、同じ曲を歌っても雰囲気が変わり、楽しめました。

セットリスト

1.帰り道
2.しあわせのランプ
3.白夜の日々
4.Cartain Call
5.Dream in the Dark
6.RainMan
7.もしもピアノが弾けたなら
8.球根 with 吉井和哉
9.襟裳岬 with 吉井和哉

オハラブレイク’21 秋mini まとめ

今回はオハラブレイク’21秋miniの参戦レポートを紹介しました。

コロナ禍でほとんどの野外フェスが中止になる中、様々な制限はありながらも開催していただいたことに主催者の方には感謝の気持ちでいっぱいです。

500人限定のフェスだったので会場までの道路も混雑していないし、会場内もゴミゴミしていなくゆったりと過ごせて、逆に普段では絶対に味わうことのできないイベントだったなあと感じています。

アーティストのライブも、アートも、キャンプも全て満喫できました。

オハラブレイクは2022年も開催が決定しているので楽しみですね。

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